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sazanamiの物語

恋愛小説を書いています。 創作表現上の理由から、18才未満の方は読まないで下さい。 恋愛小説R-18

それでも、アイシテル 8 (R-18)

Posted by 碧井 漪 on   2 

どうしよう・・・


パジャマの上衣は着ていた陽芽野だったが、問題のショーツを穿き替える前で一見下は何も着けて居ないように見える。


薄暗い部屋の隅だからよく見えないと思うわ。


瑞樹さん、今は眼鏡をしていないし・・・と動揺を抑えた陽芽野は、体を屈めて、

瑞樹からショーツ部分が見えないようにしながら、とにかく急いで足元のパジャマズボンを拾い上げ、素早く穿いた。


「ん?どうしたの?リビングの灯かりを消してしまったけれどいい?」


「はい・・・もう、寝ますので。」


陽芽野は寝室に入って来た風呂上がりでパジャマ姿の瑞樹と入れ替わるようにして、

床に落としてあった濡れたショーツを丸めて手の中に隠すと、急いで寝室を出て、バスルーム前の脱衣所に向かった。

洗面台でショーツを洗って絞ると、洗濯ネットに入れて洗濯機に放り込んで蓋を閉めた。

手を洗い、鏡を覗き込みながら陽芽野はドキドキする心臓を抑えようと、

深呼吸しながらブラシで髪の毛を梳かした。


乾燥する肌の保湿はもう済んで居たので後は眠るだけ。


静かに寝室に入ると、

ベッドランプを点けただけの寝室のベッドには瑞樹が背を向けて横たわっていた。


気付かれなくて良かったとほっとした陽芽野はベッドにそっと潜り込むと、灯かりを消した。


すぐ隣でスースーと寝息を立てる瑞樹の背中に触れたら起こしてしまいそうで、

それを望んでいない陽芽野は、本当は瑞樹に触れられたいと体が疼いてしまう事を忘れようと、目を閉じて、

明日の朝食メニューを考える事にした。


コーヒーにトースト、ウインナーにサラダとヨーグルトにフルーツ、

卵は、

瑞樹さんの好きな甘い厚焼き玉子か、

光ちゃんの好きなバター風味のスクランブルエッグか、

夢ちゃんの好きな半熟ゆでたまご、

どれにしましょう。


ゆで過ぎてしまうと固ゆでになってしまうから半熟具合が難しいの。


とろとろの温泉卵も作ってあげたら夢ちゃんは喜ぶでしょうけれど、60度に保たれたお湯に何時間も浸けておくのは難しくてお家で作るのは中々出来ないわ。


そうだ、日本に戻ったら温泉に行ってみんなで温泉卵を食べましょう。


中がトロトロで瑞樹さんもきっと、

「懐かしいね。日本に帰って来た感じがする。」と喜んでくれるかもしれないわ・・・って、あれ?

そういえばさっき、光ちゃんと見ていた通信販売のテレビ番組で、温泉卵が家で手軽に作れるという”とろとろたまごメーカー”というのを紹介していた。


『これさえあれば、とろとろで濃厚なキミの味を、毎日堪能出来ます』


キミ・・・の味。


「キミはトロトロで美味しいね。毎日食べたいよ、陽芽野。」って、頭の中では瑞樹さんの声で囁かれる。


どきっ、どきどきどき・・・


やっ、あっ、瑞樹さん・・・とろとろって、そこじゃあ、ないです・・・

食べたいって、そんな、そこは、あっ、食べちゃダメな所です。

瑞樹が陽芽野の脚の間に顔を埋めて、柔らかな襞の敏感な部分を濡れた舌先で舐め上げ、蜜穴に唇を付けて中の蜜を残らず吸い出す姿を想像してしまい、

とぷん、とろんと、じわりと疼き出した陽芽野の体のナカを、愛液が伝い落ちて来るのをカンジた陽芽野は、ベッドから急いで抜け出した。


このショーツでは、すぐに濡れてパジャマズボンまで濡れてしまうから、やっぱり着替えなくちゃ。


さっきは瑞樹が部屋に入って来てしまった為に、別のショーツに穿きかえるのをやめてしまっていた。


引き継ぎ等の業務で疲れている瑞樹を起こしたくない陽芽野は、暗い部屋の中で灯かりを点けずにクローゼットを開けて、引き出しの中を手で探った。


パジャマズボンを脱いだ陽芽野は、腰を曲げて前のめりに屈み、

お尻を後ろに突き出した恰好でショーツの両脇の隙間にそれぞれ親指を差し入れて、するりと引き下ろそうとした時、

パチッ、

ベッドランプが点けられて、部屋の中がぼんやりとした灯かりに包まれた。


「あ・・・っ!」


思わず声を上げた陽芽野に、ベッドから下りた瑞樹が近付いて来る。

動転した陽芽野は、足元に脱いだズボンを拾い上げて、そのままドアの方へ何事も無かったかのように装ってタタタと歩いた。

開けようとしたドアを瑞樹の手で止められ、

逃げ場を失った陽芽野に、

「その恰好で出て行ってどうするの?」と瑞樹に訊かれ、陽芽野は冷静さを取り戻した。


「そ・・・そうですね。起こしてしまってごめんなさい。折角お休みになられていたのに・・・」


「寝てないよ。起きてた。キミが気になって。」


「キミがって、気になるって、何の事ですか?」


キミ、と瑞樹に言われた陽芽野のナカでまた、とぷん、と何か熱いモノが蠢いた。


「さっきから、キミの様子がおかしいから。」


「キミの・・・様子?い、いいえ。おかしくありません。あの、私はただ、明日の朝ごはんを考えていて・・・瑞樹さん、卵の黄身は、固いのとトロトロに柔らかいのとどちらがいいですか?」


「黄身?どうして今そんな事を訊くの?」


「さ、さっき、温泉卵を作る機械が販売されているのをテレビで見て、あのっ、あの機械があったら黄身がトロトロの温泉卵が簡単に作れていいなと思って・・・」


「キミがとろとろ?」


どきん!違う、違うわ。瑞樹さんにとろとろって言われたのは私の事ではなくて、卵の黄身の事なのに。


「ん・・・あっ!み、ずきさん・・・明日も早いでしょう?私の事は気にしないでお休みになって下さい・・・」


「気になってたよ、この部屋に入った時からずっと。」


「えっ?」


「キミ、どうして下着を穿いていないの?」


「えっ、いえ、ちゃんと穿いてます。ただ、ちょっと小さいだけで・・・」


瑞樹に誤解されてはと思って、ペラリとパジャマ上衣の裾を捲った陽芽野の局部を僅かに隠す桜色の三角形が見えた。


「・・・!君、この下着は、どうしたの?」

瑞樹は初めて目にした妻のセクシーな下着姿に戸惑った。


「あの、ホームパーティーの時にお友達のママさん達とプレゼント交換した時に頂いて、一度も着ずに、捨てるにも捨てられなくて、どうしようか迷って一度着てみたんです。

だけど、上はいいのですけれど、下は少し小さくてサイズが合わないみたいです。」


「う、上って・・・どんなの?」


「ええと、こういう感じで、締め付けないので、多分寝る時に着るのかと思って着てみたんですけれど・・・」


陽芽野は瑞樹に見せる為に、プチプチプチとボタンを外して、パサとパジャマ上衣を脱いだ。


陽芽野のパジャマの下に現れたセクシーなキャミソールに、瑞樹はドキリとしていた。


な、な、何だ、これは。


下着の意味を成していない気がする。


今にも零れ出しそうな谷間とギリギリの所で先端部分を隠す縁どり。


これは、多分、男の性的興奮を煽る為に作られた夜着のような気がする。


それに気付いているのか居ないのか君は、その下着を見せた後すぐに僕に背中を向け、そんなに小さなショーツをくい込ませたぷりぷりの白いお尻を僕の前に惜しげもなく晒して、

どこか何かを隠しているような様子で、いそいそこそこそと部屋を出て行こうとしていた。


「それを着て、どこに行くつもりだったの?」


まさか、ホームパーティーで貰ったというから、それを持って来た奥さんの旦那に見せるとか、そういう事はないよな?!


「どこにって、いえ、ただ着替えようと思って・・・」


「着替える?どうして?」


「それは・・・」


「隠さないで言いなさい。」


「・・・濡れて、あの、濡らしてしまって・・・」


「濡らしたって、どういう事?」


「私、最近変なんです・・・色々な言葉が、全部卑猥な言葉に聞こえて来てしまって。それも瑞樹さんに言われているのを想像してしまうと、あの、ドロドロに、なってしまって・・・」


「ドロドロ?」


「濡れて、しまうんです。ここが、あの・・・いやらしくて、軽蔑しますよね。」

恥ずかしそうにぎゅっと目を瞑って俯いた陽芽野の様子に、

「えっ・・・ああ、そういう事、だったの・・・」と瑞樹はようやく理解出来た。


そして、瑞樹は陽芽野が想像して濡れる相手が自分だと訊かされて、ほっとしていた。


「だから、シャワーを浴びて来ます。先に寝ていて下さい。」


ドロドロって、瑞樹さんに声にされて、ああ、またその通りになってしまったわ。


「陽芽野、ちょっとおいで。」


「え・・・?」


顔だけ振り向いた陽芽野の体を背中側から包んで立った瑞樹は、陽芽野の左耳に唇を寄せて、

「卑猥な言葉ってどんな言葉?僕にして欲しい事があるなら言って。」と回した右手の指で陽芽野の頤を支えながら訊いた。

「えっ、ど、どうしたんですか?瑞樹さん。」


後ろから瑞樹に抱きしめられて体を弄ばれる、それは陽芽野が想像してしまっていたのと同じ体勢で、現在それに近いこの状況に、陽芽野の心拍数は急に跳ね上がっていた。


どきどきする中で、

「キスしようか?」と瑞樹に訊かれた陽芽野が嬉しくない訳がない。


「は、はい。」


嘘・・・こんな、どうして急に・・・


熱く重なる吐息を感じて、甘い雰囲気に溺れる陽芽野。


とぷんとぷんとぷん・・・鼓動の様に湧き上がって来る熱い滴りは、もう決壊寸前だと感じられた。


「みず・・・き、さん。だめ・・・着替えたいです。」


このままでは、蜜穴から滴った愛液が脚の間を伝っておもらししてしまったように床を汚すのでは、と危惧した陽芽野は、
失態を犯す羞恥に堪えられず、甘い時間を自ら壊した。


「濡れてるから、脱ぎたいの?」


すっ、すすっ。


頤にあった瑞樹の右手は、しっとりと濡れている陽芽野のショーツの細いクロッチの上にすでに移動されてあった。


「こんなに濡れてる。だけどいやらしいのは悪い事ではないよ。」


「んっ!あ・・・ん・・・」


すすっ、すうっ・・・布との境目からもう割れ目が出て来てしまっているやわらかなソコを、

陽芽野の愛液を纏った瑞樹の滑らかになった指先は、

花唇の間の花芽に辿り着き、

ゆるゆる、ぬるぬると軽く潰すようにゆっくり擦り、愛撫した。


カラダから力が抜けて行く・・・ふわぁってなって、瑞樹さんの指の感覚が気持ち良くて、

んっ、ああ、ソコ、もっと、もっと、して・・・


「はっ、あっ、や・・・ん、だめ、い・・・イッちゃいます。」


「いいよ、嫌なの?イキたくないの?」


ふるふる、と首を横にふる陽芽野の膝下がガクガク震えているのは後ろからもよくわかった。


「ミダラなキミも可愛いよ。」とわざと声を低くして言った瑞樹は陽芽野の左肩にくちづけてから噛んだ。


「やっ!あんっ!」


ぶるるっ、と大きく震えながら声を上げた陽芽野は背を弓状にしならせた。


その間も、瑞樹は陽芽野の濡れた秘部を指先で嬲り続け、陽芽野を喘がせながら震わせた。


「んっ、んっ、んうっ・・・!」


トロトロ・・・ああ、キミガトロトロ、ってそういう意味かと解った瑞樹は、

「イッていいよ。キミのココ、とてもトロトロして温かいね。」とわざと言葉を口に出した。


「あっ、あっ、あー・・・っ!」


真っ白になる。


だけど瑞樹さんに、こんなに中がトロトロに、ううん、ドロドロになってしまっている事が分かってしまってとっても恥ずかしい。

どくん、どくんっ、びくんびくんって、激しくカラダの中が弛緩している。


カンじる部分を刺激されて、穴の中に少し指先を挿れられただけの時にイッてしまった・・・


でも、本当はそれじゃ、嫌。


カラダの一番奥まで、あなたのアツくて硬い棒に貫かれるようにゴリゴリされたい。


ヘン・・・今までそんな風に思った事が無かったのに、カラダがおかしいの。


まるで全身が私のカラダではないモノに変わってしまったみたいに疼いて、

奥に、深く、あなたを打ち込んで欲しくなる。


堪らなく・・・


我慢デキナクナル程、私、アナタがホシイです。


それでも、アイシテル8


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    碧井 漪

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    2 Comments

    くみ says..."陽芽野ちゃん…♪"
    瑞樹さん、ナイスですね。

    瑞樹さんのお声は三宅さんに似ている、ということでしたので…
    とか思いつつ、三宅さんは
    「キミのココ、とてもトロトロして温かいね」
    とか言わなさそうだなーとも思います(笑)
    2014.10.01 08:14 | URL | #- [edit]
    エロnami says..."くみさん ありがとうございます(*//x//*)"
    > 瑞樹さんのお声は三宅さんに似ている、ということでしたので…
    > とか思いつつ、三宅さんは
    > 「キミのココ、とてもトロトロして温かいね」


    三宅正の妄想クッキング教室♪(^^;)A

    普通にお料理していても、空には陽芽野以上に正の話すお料理用語が卑猥に聞こえてガマン出来ず(?!)、

    きっと新しく立てるお家のキッチンは体の大きな正の為と他の目的の為?に、

    広くなってしまう事でしょう・・・(///x//)


    大和は「お前」瑞樹は「君」と奥様方を呼びます。

    名前で呼ぶのは宗・馨・正(時々「あなた」と呼ぶ)・梧朗、孝太は「まゆ」と愛称で呼びます。

    2014.10.01 22:07 | URL | #- [edit]

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