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sazanamiの物語

恋愛小説を書いています。 創作表現上の理由から、18才未満の方は読まないで下さい。 恋愛小説R-18

縺曖 549

Posted by 碧井 漪 on  

僕もと言うのは、おそらく賢さんもそうではないかと考えるからだ。


皇くんは、

『賢さんは売れればBLでも官能小説でも何でもいいと思ってるんだよ』

なんて憤慨して居たけれど、僕は違うと思う。

賢さんの考えを聞いた訳では無いから断定は出来ないけれど、

先生の書いたBL小説を大切に保管してある賢さんならきっと、

先生の書く文章がとにかく好きなのだろうと思う。


先生の生活と仕事、両面から支える事は、中々出来る事ではないと分かる。


先生と賢さんの関係が、もしも皇くんと僕だったら、

なんて考えた時、僕は賢さんのように皇くんを献身的に支える事が出来ないかもしれないと思うから。


勿論、皇くんが先生のようになった時、支えたいとは思う。


しかし、僕に賢さんのような力がなければ、僕が皇くんを支えるのは難しいという事になってしまう。


理想を口にするのは容易く、実行するのは難しい。


自由とは言えない体で、執筆を続ける先生もすごいけれど、それを支える賢さんもすごいと僕は思って居る。


皇くんだって、賢さんの事を好くは思って居ないようだけれど、でも、賢さんは朝臣先生に必要な人と考えて居る。


だから悩んで居るのかも。先生と賢さんの間にあった何かに・・・


「はい、スイカ。食べて。」


僕はいつの間にか、まな板の上のスイカを切る母の傍に立って居た。


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碧井 漪

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