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sazanamiの物語

恋愛小説を書いています。 創作表現上の理由から、18才未満の方は読まないで下さい。 恋愛小説R-18

縺曖 474

Posted by 碧井 漪 on  

本来は僕とイサダさんの問題・・・なのに、周囲の人達はそれを許してくれない。皇くんさえも。それが一番悲しくて、だからどうでもよくなってしまったと考える僕が居る。


なげやりになって居る僕は、本気だと言ってはいけないのだろうけれど、

本当の気持ちを、誰にも打ち明けられない僕の本当は、どうあればみんな納得してくれるのだろうか。

理不尽に押し込めた感情を僕は、上手く扱えないで居た。


“怒り”と取られてしまうそれは、僕にもどうしていいのか分からない。


自分でも驚いて居る。決してよいと言えないこんな気持ちが、僕の心の底からどんどん湧き上がって来て居る事に。


まだ爆発はしないと思う。でもこれ以上刺激したらどうなってしまうのか、僕自身にも想像がつかなくて、少し怖くなる。


この感情が、誰かを傷付けたりしないかと。


朝臣先生なら、僕のこの感情の扱い方を知って居て、教えてくれるような気がして、今すぐ会いに行きたくなった。


「俺、もう行くわ。あの先生、遅れるとうるせーから。」


「うん、ごめんね。ありがと。」


「白岸くん、悪かったな。」振り返って謝るやっくんは、いい人に思えた。


「あ、いえ・・・」ちらと小西さんを見ると、気まずそうに視線を逸らし、

「戻ろ・・・」と僕の脇をすり抜けて、廊下を走って行ってしまった。


小西さんの姿が見えなくなった時、本鈴が鳴り始め、僕も慌てて教室に戻った。


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碧井 漪

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