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sazanamiの物語

恋愛小説を書いています。 創作表現上の理由から、18才未満の方は読まないで下さい。 恋愛小説R-18

縺曖 471

Posted by 碧井 漪 on  

寵姫先生のBLの主人公・受け役が相手の攻め役と初対面した場面のように思えた。


不意にそれを思い浮かべたのは、やっくんの髪も切れ長の目も漆黒だったからだろう。あのカバーイラストのような、イケメンに近い部類で、肩幅もあり、ガッシリした体つきはBL主人公の相手役に相応しい。

いや、だからと言って僕が好きなのはこの”やっくん”という先輩ではなく、皇くんだ。


それに、この先輩は小西さんと親しいようだし・・・


黙ってしまった僕に向けて、

「でもなあ・・・遊び人ぽくないし、言い方悪いけど何かの間違いじゃないって思うよね、白岸くん。」彼は言ったが、同意を求めたのは小西さんへのようだった。


「そこ、どうなの?白岸。」


突然、小西さんに呼び捨てにされた僕の背筋にビビッと衝撃が走った。


「えっと、はい。イサダさんとお付き合いするのはこれからで・・・す。」


「え?付き合うの?青維と?」腰に手を当てた姿の小西さんは、僕に向かって顔を突き出して訊いた。


「あ、そうなの?付き合うのはこれからなんだ?へえー。」やっくんは、この話題にそれほど興味はなさそうだった。


「へえー、じゃないよ。ビシッと言って貰う為に呼んだのに。」


「は?彼の気持ちを確かめるだけだって言ってなかった?」


やっくんの言葉にどきりしした。


僕の気持ちを確かめるって、それは────




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碧井 漪

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