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sazanamiの物語

恋愛小説を書いています。 創作表現上の理由から、18才未満の方は読まないで下さい。 恋愛小説R-18

縺曖 12

Posted by 碧井 漪 on  

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オリジナルBL小説・・・ストーリー系


人の体と言うのは、本当に良く出来ている物なのだな。


男は女とだけではなく、男とも性行為が可能なのであれば、お得な生き物と言える。


僕は、自慰の経験がある。


独自に調べた結果、高二の男子の95%以上は自慰の経験があるらしい。


KYな僕も、その点は一般的な空気を読めている、時流に乗る、いや違う、平均的な成長を遂げた性徴と言うのかどうか。


セクシーな女性の映像や写真を目にすると、僕の一部が硬くなって、何とかしないと苦しいので、好奇心から得た知識を駆使した結果、自慰をするに至ったのは確か高校受験勉強中、中三の夏休みからだった。


一度知った快楽は、何かのはずみで再び獲得したくなる。


繰り返し、繰り返し、飽く無き欲望は根がどこまでも深くなった。業の様で嫌気もさすが、抗う事の出来ない波に呑まれる瞬間は何とも言えない。


小説の中の男は、欲をぶつける相手が男と言うだけ。女に対してなら、罪になりそうな描写も、同じ力を持つ同性同士、生殖行為にならないから後ろ暗くならないのだろうか。


性描写に関しての感じ方は人それぞれだろう。


僕だって自慰をする、汚い事ではない。排泄行為に置き換えたら、嫌悪感は薄れた。


ただ、BL小説にBLコミックスを見た女性は、この主人公の男になり切って男を犯す、そして犯される行為に、快感を得られのかどうかという事だけが、男である僕にはまだ理解出来ていない。


僕が女になって、男に犯された時に分かるのだろうか?


だとしたら永遠にワカラナイ。女性にはなれないし、女性の自慰で得られる感覚も知る事はない。


男だから、男に犯される、これは物理的に可能な事なのかもしれないが、実現不可能な事。


万が一僕が女性と交際出来てこういった行為に及べたとしても、男性と付き合ってこういった行為に至るという事はどうしても現実的だと思えないからだ。


藤野くんは、非現実的だから読まないと言ったのか。


現実的のように見せかけて、非現実的な話。


男性ばかり抱く男が大半になったら、人類社会は衰退してしまう。


伸長がコミックスに没頭していると、職員会議を終えた司書の副岡先生が戻って来た。


「白岸くん、どうしたの?」


ハッと我に返った伸長は、副岡先生を見た後、窓の外、そして時計に目を向けた。


17時45分になる。今の時期、閉館時刻は17時30分なのにまだ閉館準備もしないで藤野くんに借りたコミックスを読み耽ってしまった。





※%はデタラメ―――伸長の独自調査です。

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碧井 漪

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