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sazanamiの物語

恋愛小説を書いています。 創作表現上の理由から、18才未満の方は読まないで下さい。 恋愛小説R-18

朝夕

Posted by 碧井 漪 on  

朝日を見た事がある?

ただの太陽

東方から昇って来る


だけど

西方へ沈む

夕日とは

違うもののようにも思えるのは

どうしてなのだろう?


先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 68

Posted by 碧井 漪 on  

☆お知らせ☆

29日0時公開の登場人物名に誤りがありました。(//x//)Aメッチャハズカシイ…

こっそり直しましたφ(T▽T)アリエナイミス…ヤッチャダメナヤツヲヤッチマイマシタ…(//-//;)ウウ…

お気付きになられた皆さま、温かい目で見守って下さいましてありがとうございます。



「ほんと、バカでしょう?私の名前間違えるなんて。まあ期待した事無かったけど。仕事だったら即クビね!」


Mさん、誰かに似ているかもしれない・・・えっ?いえ、i●さんがMさんのモデルではないですよ?
ええ、あの人は"腹黒"なんて可愛いものでは済まされなさそうな人ですから、って・・・うっぎゃぁあああ!

ひたり、冷たく光る鋭利なものが、背後に忍び寄った者の手で、sの首筋に当てられた。

待って、待って下さい!えっ?いえ、まだ命は惜しいですのでそんなものをチラ付かせないで下さいぃぃー!

きゃあああー・・・・・・


(つづく?)




【お待たせ致しました。本編です↓】




「連絡?そんなのないよ?」夢野は精一杯明るい声で返した。


─────あれから結局、先輩に何もメッセージを返せなかった。だって・・・


「ほんとにさあ、夢ちゃんって、隙見せないよね。俺以外には。」


そう言って、麗太朗は夢野の隣に座ると、右腕を伸ばし、夢野の頭を抱きかかえた。


「えっ?麗ちゃん、大丈夫?具合、悪くなっちゃう!」


夢野は、頭を麗太朗に包まれて慌てた。それは麗太朗が極度の潔癖症で、普段人に触れるのも嫌がる程だったからだ。


エロひいき 25 登場人物紹介なんて今更書いてみました

Posted by 碧井 漪 on   2 

久し振りのエロひいきでございます。

皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

自分は、取り敢えず生きております(生存報告の毎日更新でございましたね^^;)




さて、現在(なんとか)連載しております二作についての登場人物紹介を(自分の為に^^;)書いてみました。

BL系『縺曖』

TL系『先輩の好きにしていいですよ?  -女子大生Mの恋愛事情-』


連載開始が

2016.8.10~縺曖

2019.2.12~先輩の・・・

という衝撃の事実φ゜゜|||スマミセンスミマセン…

"いつ終わるんだ?"がテーマかもしれないこのブログ、書いている自分にも分からない所がいけませんm(TT)m





先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 67

Posted by 碧井 漪 on  

これまでの関係性が壊れたばかりか、知らなくていい快人の本性も知ってしまった事で、夢野の心は乱れた。


────後悔しても遅い。もう遅い・・・・・・好きになってもどうしようもない。


夢野は快人に返信した。


【平気です】


“私の事はもう気にしないで下さい”と付け加えようとして止めた。


────バカ・・・胸が苦しいよ・・・・・・先輩の事なんか嫌い、大嫌い。絶対”好き”なんかじゃない!錯覚、幻覚、不覚!恥ずかしいから忘れる!

先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 66 

Posted by 碧井 漪 on  

その晩、23時を過ぎた頃、課題レポートを纏めて居た夢野がブブッと震えたスマートフォンに気付いた。


手に取って、光る画面をタップすると、メッセージが届いていた。快人からだった。


夢野はドキドキしながらメッセージを読んだ。


【体調はどうですか?】


「何で丁寧なの?」


まるで腫れものを扱うかのような快人のメッセージに、距離を感じた夢野は悲しくなった。

育み

Posted by 碧井 漪 on  

恋や愛を育むと言うけれど、それはきっと人のように

生まれて死ぬから。


恋や愛も人生と同じように、辿るんだね。


生まれて、歩き出して、走り出して、燃え上がって花開き、実を結んで枯れて、土に還る。


生き物だなんて知らなかったよ。


嬉しい時も悲しい時も、そして健やかな時も病める時も、

命とくっついて生きて、そして死ぬ。


先に恋や愛が死んだように思っていたけれど、ただ萎んだだけで、まだここにあるんだね。


また花開く時が来るかどうかなんて分からないけれど、

恋も愛も命より先に失った訳では無かったんだね。


ただ燃えていないように思うだけで、

この命にぴたりと張り付いて離れないで。


そうなのね、

愛や恋だけ、

命尽きるまで、傍にいて、

寂しさを生み出し続けていたのね。



永遠に寂しいのは、

あなたが傍にいるからなのね。



先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 65

Posted by 碧井 漪 on  

『分かった。これが事実なんだから、松田の好きにしていい。俺はどんな罰でも受ける』


────そう言って実は、【あの動画公開出来るものならしてみれば?俺はお前ほどダメージ大きくないから】とでも思ってたのかも。罰も何も、あの動画にもろ映って居るのは私の方で、ホテルに誘ったのも私。証拠捏造出来なくもないけど、もしも先輩の素がゆうべの方だったら、捏造した証拠なんて簡単にひっくり返して来る。


ゾクリ・・・夢野の背中に悪寒が走った。


今まで、強い男と対峙した事がなかった夢野はどこか男を下に見ていた。


縺曖 520

Posted by 碧井 漪 on  

「先にいいよって言うから、俺が先に二本買ったら丁度売り切れて、勇田さん買えなくなっちゃったから一本あげたんだ。あ、お金貰ったけどね。で、他はお茶も水もなくて、甘い炭酸飲料しかなくてさ、学校の外のコンビニ行って、これ買って来た。」と、皇くんは椅子に腰を下ろしながら、自分の手に握ったポットボトルを僕に見せた。

縺曖 519

Posted by 碧井 漪 on  

ただ僕は、彼女の事が”嫌い”なのではなく、皇くんの事が”好き”だから、本来はお付き合いするべきではないという罪悪感も拭い切れず、中途半端な気持ちのままだから、彼女の言葉も皇くんの言葉も素直に受け止められないで居るのだろう。


僕が自分の心に正直であれば、事の心を疑うなんて事はしないのに────

縺曖 518

Posted by 碧井 漪 on  

「ここ暑いから、図書室戻ろう。」


歩き出した皇くんの背中に、僕は訊ねた。


「あの、皇くん教えて。どうして勇田さんは、僕に見られるのが嫌なのかな?」


勇田さんが、皇くんには見られてもいいのに、僕は駄目な理由。

先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 64 ※R-18

Posted by 碧井 漪 on  

夢野は映像を見る内、ゆうべの感覚をまた味わいたくなって、熱くなった秘処に指を這わせた。


気持ち良かったな・・・先輩の指使い。慣れてて、一体何人の女とそういう事をして来たのだろう。


独りで快楽を貪るうち、夢野は快人が女性に対して恋や愛の感情が無くても、男女の行為が出来るのなら、それはそれでいいのかもしれないと考え始めた。

縺曖 517

Posted by 碧井 漪 on  

────ええと、僕が勝手に心配して皇くんを探して居た事を、覚られないように・・・


「青維ちゃんの練習、ちらっとでも見に行こうと思って校庭に急いでたんでしょう?」

先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 63 ※R-15

Posted by 碧井 漪 on  

────先輩、どうしてるかな。別人みたいだったゆうべの事は、本当に憶えていないのかな?

快人が惚けているだけなのか、それとも本当に憶えていないのか、夢野には判別出来なかった。

しかし、どちらにしてもゆうべ二人でした行為に変わりはない。

────私、先輩とセックスしたんだ・・・もう処女ではなくなったんだ。

処女喪失について、夢野にとってはさほど重要な事として捉えては無かった。

縺曖 516

Posted by 碧井 漪 on  

予想通り、廊下は暑かった。正午を過ぎた今、朝よりもうんと。


図書室を出て三分と経たず、じっとりと脇の下に汗を掻いた。


走って居るせいもあると思う。焦って居るからかもしれない。


皇くんの無事を祈りながら、手洗い場、トイレ、教室も覗いて見たけれど、皇くんは居なかった。

縺曖 515

Posted by 碧井 漪 on  

僕は自分の両手を見た。


それ程汚れてはいないけれど、確かに食事前には洗いたい。


僕も手を洗いに行こう。ついでにトイレも済ませよう。


食後は、勇田さんの部活の終わる頃までに色々片付けてしまいたい。


図書室は僕ら二人だけ。だけど施錠はしていないから、いつでも誰でも入って来られる。

先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 62

Posted by 碧井 漪 on  

「話、聞こうか?」

麗太朗が夢野の視線に今気付いたかのように、解いた膝の上に組んだ両手を乗せて言った。

────伯父さま譲りの低過ぎない声。声優とかならお仕事出来るのかも・・・なんて、今は麗ちゃんの事じゃなくて、でもどうしよう。話す?話さない?

「いい事言えるか分からないけど、聞くだけ聞くよ。」

────あー、もう麗ちゃんって専攻してないのに、私より心理学勉強してる。

「あのね・・・」

夢野は昨晩の出来事を麗太朗に話した。

縺曖 514

Posted by 碧井 漪 on  

本来は飲食物持ち込み禁止の図書室。お昼はどこの教室に移動しようかと考えていた所、

「ここで食べていいわよ。それから、これも食べて。」と先生は言い、机の上に置いた包みを解いた。


中から、保冷剤を乗せたプラスチック容器が出て来て、先生が蓋を開けると、

オレンジ、キウイフルーツ、りんご、ぶどうと、カットされたフルーツがぎっしり詰め込まれていた。

縺曖 513

Posted by 碧井 漪 on  

翌日、お互いに誤解を解いた僕と勇田さんは、正式にお付き合いを始めた。


テスト前という事もあり、クラスのみんなの話題の中心からは外れ、真田くんが上手に話してくれたのか、勇田さんとのお付き合いの事で島崎くんに絡まれる事は無くなった。

縺曖 512

Posted by 碧井 漪 on  

緋色の世界は終わりを告げ、

すべてを塗り潰す闇の刻を迎えた。


「皇くん、暗いから気を付けて帰ってね。」


「平気。このライト、結構明るいから。それじゃ、また明日。」


「うん。日記届けてくれてありがとう。」


僕がそう言うと、自転車に跨ったままま振り向いた皇くんは、にっこり笑って軽く手を振ると、前を向き、自転車を漕ぎ出した。

縺曖 511

Posted by 碧井 漪 on  

彼の中に在るどこまでも果てなく真っ白な世界。でも雪原とは違って温かくて、僕はそこに、彼と二人で居たくなる。


けれど、無理だと覚る。穢れた僕が、彼の無垢な心を汚してしまうのは嫌だから。


「惚気ないよ。」


苦笑いして、心の中で彼にバイバイと手を振る。


好きだから、さよなら。

縺曖 510

Posted by 碧井 漪 on  

やっぱり相応しくない。彼に僕は。だから僕は彼に愛される筈がないんだ。


そう、例え異性であったとしても、僕と彼の間に”恋愛”は成立しない。


諦めた僕に向かって彼は言った。


「伸長くん、これ渡しておくね。」


「日記・・・」


僕が彼に渡されたのは、黒い日記帳だった。

先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 60

Posted by 碧井 漪 on  

五月家には三人の息子と一人の娘がいる。

長男は海外で暮らし、次男は都内で一人暮らし。

三男・麗太朗はここから大学に通い、長女は夢野の妹と同じ小学生だった。

夢野は玄関へ向かう途中に建つ、離れへ近付いた。

縺曖 509

Posted by 碧井 漪 on  

彼女の気持ちを自分に重ねると、切なくなった。


僕は男で、彼女は女で、

それは報われる恋なのに、

僕が彼女の気持ちを踏みにじろうとして居る、それは酷い事だ。


僕が皇くんとずっと友達で居たいと願う気持ちと、イサダさんの僕への想いは似て居て、性別は違えど同じ類のものなのではないかと思えた。

縺曖 508

Posted by 碧井 漪 on  

僕の言葉を受け、瞠った目をふっと緩めた皇くんは、

「俺も好きだよ・・・良かった。」と小さく吐き出した。


「えっ?」


今のはもしかして、と期待が膨らんだ。

自殺相談所 56 信用

Posted by 碧井 漪 on  

焦らず、じっくりゆっくり、

俺に足りないものは、受け止める力だった。

勿論、発信力も足りないとは感じる。

しかし、俺が伸ばすのに時間が掛かるのは、受け止める方だと考えた。

所長に言われ、気付かされたあの日から、俺はその力を伸ばす為に有効だと思う事を生活の中に取り入れ始めた。

まず、人の話を"聴く"。

所長を始め、お師匠様、相談所の仲間、それからまた頼まれたバイト先の店長、同僚の話、そして家族。

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