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sazanamiの物語

恋愛小説を書いています。 創作表現上の理由から、18才未満の方は読まないで下さい。 恋愛小説R-18

縺曖 332

Posted by 碧井 漪 on  

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「ごめんね。僕なんかと出掛けてもつまらないよね。」自己嫌悪感に堪え兼ね、ぼそりと吐き出すと、

「あ、違う。そういう意味じゃないから誤解しないで。」皇くんが否定した。

じゃあ、どういう意味だろう?皇くんの言葉を待って居ると、

「そろそろ止まったかな?」と、皇くんは僕の鼻を覆って居たハンカチをそっと動かした。

思わず合ってしまった皇くんの目はとてもやさしく、”来るんじゃなかった”とは聞き違いだったような気もして来た。

けれど”無理して”居るのには違いない。

縺曖 331

Posted by 碧井 漪 on  

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鼻の奥がムズムズするのを感じた僕は、人差し指で鼻の下を擦った。

すると、ぬるり?

えっ?何だろう?

指先を見ると、真っ赤になって居た。血だ。

鼻血?ええっと、ティッシュはリュックに入って居たかなあ・・・

「伸長くん!血!」

先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 29 ※R-18

Posted by 碧井 漪 on  

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────ドキドキ、ドキドキ・・・先輩、早く!一気に、一思いにエイッと貫いちゃってクダサイ・・・・・・

両手を拘束されたまま、夢野の両脚は快人の手によって開かれた。

顕わになったピンク色の花びらのような柔らかな雌襞に、硬い雄棒が擦り付けられた。

────いよいよ・・・!

先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 28 ※R-18

Posted by 碧井 漪 on  

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「ちょっとガッカリしたよ。、そんな女だったなんて。男に跨られて喜ぶなんてさ。」

「別に喜んでなんか・・・」

「もしかして、さっき襲われたのも自作自演?普通なら警察に届けるだろ。しかも俺をこんな所に連れ込んで、さっきのゴリラ男の代わりにしようって魂胆か?そんなにヤリたいの?」

「何言ってるんですか。そんな訳ないでしょう?」

「男に精子ぶっかけられて喜んでるような女だって知ってガッカリだよ。好きだったのに。」

「えっ?先輩、今なんて?」

先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 27 ※R-18

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快人は、両手で夢野の乳房を強く揉んだ。

ぎゅっ、ぎゅうっ・・・

夢野の柔らかな膨らみは形を変え、その顔は痛みに歪んだ。

────先輩、性格変わってる?もしかして二重人格?

夢野は両足をバタつかせながら、この先、どうしたら快人を上手に説得出来るか考えていた。

────助けを求めても無駄よ。密室に二人きり。自力で抜け出すしか方法は無い。だけど両手を拘束されて、更に体の上に跨られているこの状況。圧倒的に不利だわ。

縺曖 329

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「着いたー!」

公園の門を潜った所で振り返ると、さっき電車を降りた駅が、随分下の方に見えた。

緩いと思って居た坂だったけれど、高低差を見て、そうでもなかったのかなと考えた。

郊外のここは、僕らの住む街より涼しかったが、久し振りに動かした僕の体は、とてもポカポカ温かかった。

縺曖 328

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駅を出て、キャンプ場併設の公園へ向かった。

繋いで居た手は、改札口を出る前にどちらともなく離した。

寂しいと思うけれど、人目のあるここでは、僕も彼と手を繋ぎたいとは積極的に考えられない。

だからイサダさんになりたいだなんて思ってしまう。

僕が、女の子だったら────だけど・・・仮に女の子だったとしても、自ら手を繋ぎたいだなんて言い出せないでいるかもしれない。

縺曖 327

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「えっ?ご、ごめんなさい!どうしよう・・・」

僕は急いでシャツの袖で皇くんのシャツを擦った。

しかしそれ位では何も変わらない。皇くんの右胸の所には、円形のシミ。

こっそり教えてくれたそれは、僕の涎(よだれ)らしかった。

恥ずかしいのと申し訳ないので、僕の顔はカーッと熱くなってしまった。

「気にしなくていいって。それよりもうすぐ着くよ。」皇くんはクスクス笑い、そう言った。

縺曖 326

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電車に揺られ。

途中、乗り換えをしながら、空いている土曜日の車内、僕らは座席に座る事が出来た。

とは言っても、座席は満杯。ガラガラと言う訳には行かなかった。

詰めて座った隣同士。

腰から下の腿が、ずっと密着して居る状態。

縺曖 325

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「じゃあ俺は、伸長くんの決めた所に付いて行くよ。」

僕は甘えて居たんだ。さっき皇君が"一緒に行く"と言ってくれた時から。

これから行く場所も皇くんが決めてくれると期待してしまった。

先生に依頼されたのは僕なのに。

皇くんに任せたら、僕の仕事ではなくなってしまう。

縺曖 324

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僕がのろのろと先生の部屋から出ると、部屋の前の廊下で皇くんと出くわした。

「伸長くん、どこ行ったかと思ったら、朝臣の部屋に居たの?何?朝臣何だって?」

「ああ、うん・・・」

僕は、今更手の中のカメラとお金隠すのは不自然だと、そのまま両手でギュッと握り締めた。

縺曖 323

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朝食後、僕は再び朝臣先生の部屋に呼ばれた。

「早速だけど、仕事をお願いしてもいいかな?」

「はいっ!」

先生に仕事を頼まれて嬉しい僕は、嬉々として返事をした。

次の作品執筆の為の資料集めだ。

書店、図書館、その他へ出向き、先生の手足となって調べ物に精を出そう。

乙女ですって 252 (R-18) リセット

Posted by 碧井 漪 on  

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長編小説、ノベルシリーズ


2015年7月9日木曜日の夜。

残業を終えた木南は、雨の中、傘を差して歩きながら、大きな溜め息を吐いた。

ペースメーカーでもあった菜津子の抜けた経理課室の皆は、どこか弛んで居た。

────綱島さんが居ないだけでこんなに違うなんて。今後、誰か人員の補充があっても定時に帰るのは難しいかもしれない。

昼休みを返上すれば多少は早く帰れそうだったが、他の社員がそうしないものを木南だけしようとは思わなかった。

────こんなに忙しいのに、明日一人休んで産婦人科になんて行ってる場合じゃないわよね・・・うん。

アフターピルが有効なのは、明日の朝まで。それを過ぎれば妊娠してしまう確率が上がる。



自殺相談所 47 休職中

Posted by 碧井 漪 on  

「あのー・・・」彼と俺は同時に切り出した。

「あ、どうぞどうぞ。」俺が言うと、

「あ、いえいえ、どうぞ。」と彼も言った。

いい人そうと判断するのは早いと思うけれど、それでも感じた。

彼は"いい人"だろうと。

話したらきっと、俺と似て居る所を一つ二つ見つけられるかもしれない。

「良かったら、少し話しませんか?」他人に対してこんな風に話し掛けたのは初めての事だった。

「あ・・・えっと、どこで?」彼は戸惑って居たが、嫌そうには見えず、少しホッとしながら、俺はどこか話せそうな場所を探した。

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