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sazanamiの物語

恋愛小説を書いています。 創作表現上の理由から、18才未満の方は読まないで下さい。 恋愛小説R-18

そうそうない 267 2016年4月3日のこと(7)

Posted by 碧井 漪 on  

「可愛いって言うな。」

「だって、かわいいから。好き!」

「大人をからかうな。」

「私も大人だよ?」

「僕から見たら子どもだよ。」

「あと20年したら、元と同じ齢になるよ。」

「その時、僕はじじいだ。」

「私だっておばちゃんだよ。でも、元はきっとかわいいおじいちゃんになるね。」

そうそうない 266 2016年4月3日のこと(6)

Posted by 碧井 漪 on  

「色々ありがとう、元。とっても楽しかった。」

そう言って少し目を伏せた美和に、僕は

「うん。」としか言えなかった。

「どこか行きたい所、ないの?」

「あるからここに来たの。それにやり残した事もある。」

「やり残した事って何?」

「今、してもいい?」

「今?」

そうそうない 265 2016年4月3日のこと(5)

Posted by 碧井 漪 on  

「それは駄目。私、来た時のように、新幹線で帰ります。」美和は両親と僕の前でハッキリと言った。

「いや、僕が送って行く。」

「でもそれじゃあ、元啓さんが疲れてしまうから。明日、お仕事でしょう?」

「早目に行って、帰ってくれば平気だよ。」

「だけどさっき、私が『新幹線で帰るね』って言った時、元啓さんは『何でもいい』と言いましたよね?」

美和は食器を重ねた後、そう言いながら真っ直ぐ僕を見つめた。

「そんな事、言ってないし、新幹線の事は聞いてない。」

「元啓、美和ちゃんがいいって言うのだから、無理に送って行こうとするのはやめなさい。」母は美和の味方らしい。

「無理に、ってそんな・・・美和、僕が車で送って行くのがそんなに嫌なの?」

少しでも長く一緒に居たい僕は、美和に車で送って行く事を拒絶されてガッカリして居た。

ショック、でもあった。

そうそうない 264 2016年4月3日のこと(4)

Posted by 碧井 漪 on  

「実は、宝飾店のおかみさんに真珠には大切な人を守る力があると言われて、僕の代わりに美和を守ってくれたらいいなって思ったんだ。」

今日の僕は自分でも驚く位、思った事を素直に口に出来た。

美和の反応は?と見ると、ネックレスの真珠を指で触れたまま、考え込んで居るのか微動だにしない。

"込められた気持ちが重い"とか考えてしまって居るのだろうか。

手編みのセーターには匹敵しないと思うが、女性にとっての真珠は、もしかしたら似たような物?

「あ、でも別にそんなに深く考えずに、気軽に着けて貰えれば────だけどそうか、仕事中は着けられないよね。」

先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 8

Posted by 碧井 漪 on  

2月14日16時。

夢野は大和にチョコレートを渡しに行く事を諦めながら、それでも家に帰れず、大学近くの歩道橋の上から、大通りを行き交う車の列をただ眺めていた。

欄干の外にぶらつかせる両手には、失敗作のチョコレートを入れた紙袋が握られている。

────あーあ、今年も駄目だった。

成功していたとしても、彼・高橋大和に渡せる隙はない。

────ここから落として、車に轢かれて無くなってしまえば諦めもつくかな・・・

毎年、夢野が用意しても渡せなかったチョコレートは、兄・光樹の手に渡っていた。

────家に帰る前に、どこかに捨てよう。

はーあっ、溜め息を吐き、その場から歩き出そうとした夢野は、ふと、歩道橋を・・・駆け上がって来た人物に気付いた。

「はあ、はあ、松・・・」

前屈みになった快人は、左胸を押さえた。






先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 7

Posted by 碧井 漪 on  

先輩は裏の無い人間の振りして実は、とてつもなく腹黒い男だった────としたら、痺れる。

最後まで油断させた私の寝首を掻く。

ああ、ゾクゾクする。もしも先輩がそんなイイ男だったら・・・・・・「夢野?大丈夫か、夢野!」

「え?」

「涎。美人が台無しだぞ。」

快人は夢野を他の生徒から隠すようにして、夢野の口元をペーパーナプキンでそっと拭った。

「別に・・・・・・」


そうそうない 263 2016年4月3日のこと(3)

Posted by 碧井 漪 on  

「さっきのって?」

「ずっと元の傍に居て欲しいと言われた事。」

「え?!」

「嘘だよって言って、元が針千本飲んでも、私は忘れないから。」

「それを言ったら、この前の美和のプロポーズも、4月2日だから取り消せないよね?」

「あ、あれは!」

「取り消して欲しい?」

「・・・取り消さなくてもいいよ。」

「・・・それは少し困る。」

先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 6

Posted by 碧井 漪 on  

「先輩には関係ないです。」

「まあな。けど、薬渡した都合上、気になるって言うか・・・」

「薬を作って貰った対価にって、条件提示したのは先輩の方ですよね。今更、あの交換条件止めるとか言われても困りますから。」

「じゃあ、いいの?あれで呼んでも・・・」

「そういう約束ですから、どうぞ、私の事は好きに呼んで下さい。」

「分かった・・・・・・夢野。」

先輩に名前を呼ばれた夢野の肩は、ビクリと揺れた。


そうそうない 262 2016年4月3日のこと(2)

Posted by 碧井 漪 on  

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言った後でハッとした。これじゃ、まるでプロポーズの言葉だ。

「元・・・」

困惑したような美和の声。僕は美和の顔を見る事が出来ないまま、抱き締める腕をゆっくり解いた。

「気にしないで。何でもない。寝惚けただけ。」

話せば話す程、深みに嵌まる。

美和は俯いて居た。

そうそうない 261 2016年4月3日のこと(1)

Posted by 碧井 漪 on  

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早朝、目を醒ました僕は顔の異変に気付いた。

何だか瞼が腫れぼったくて重く、開け難い。

鏡が無いので、手近にあるスマートフォンのカメラを起動し、INカメラに切り替えた。

映し出された僕の顔。メガネが無いから画面がぼやけて見えるが、全体的に膨らんで、瞼もぷっくりして居るのが分かった。

浮腫んでる、いや、腫れてる?とにかく酷い顔だった。

思い当たるのは、ゆうべ眠るまで泣いてしまった事。

なんて情けない。小学生ではあるまいし、泣いて翌朝、顔をパンパンに腫らす事になるなんて。

そうそうない 260 2016年4月2日のこと(19)

Posted by 碧井 漪 on  

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えっ?ここが"世界で一番好きな場所"?

僕は閉じて居た瞼を開いて部屋の中を見回した。

現在物置になって居る、かつての僕の部屋。広くは無いし、勿論新しくも無い。

美和が好きなのは、あの家じゃなかったの?まあ、あの家の方がこの部屋よりもっと古くて崩れそうではあるけれど。

何だか裏切られた気分になった僕は、一体どういう事なのか確かめるべく美和の方を向いた。

「ここが一番なんて冗談やめて、ちゃんと行きたい場所教えないと怒るから。ここじゃないよね?どこ?正直に言って。」

意地になって居る訳では無い。こんな何もない部屋が一番と言われるのは納得行かないから。

「じゃあ、教えたら、元が連れて行ってくれるの?」

「いいよ。どこ?」

先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 5

Posted by 碧井 漪 on  

麗太朗は、静かに息を吐いてから席を立つと、

「誰とも付き合わないって言える夢ちゃんが羨ましいよ。」

テーブルの上のトレーを持ち上げた。

「麗ちゃん、どういう意味?」

じっと見上げる夢野の瞳から、麗太朗は遠くに視線を移すと

「いとことしては、どちらかと言うと弱みを握れる男と付き合って欲しいなと思うよ。」と夢野を残し、カフェテリアのテーブルの間を縫うように去って行った。

「もうー、何よ麗ちゃん。もう少し付き合ってよ。」

夢野は、一人になると途端に頭に浮かんでしまう事を消したかった。

そうそうない 259 2016年4月2日のこと(18)

Posted by 碧井 漪 on  

「"絶対"はいくら何でも無理。"そうそうない"だよ。」

美和に押し切られ、むーっと剥れた僕は、美和の頬を両手で包み、睨んだ。

耐え兼ねたようにふっと吹き出した美和。

僕は両手を美和の背中に回し、そのまま美和の肩に顎を乗せた。

好きなのに、僕はこんなに美和を欲しいと思って居るのに、美和は違うから、そうやって"死ぬ"とか簡単に口に出来るんだよ。

美和を強く抱き締める僕のムカムカはまだ治まらなくて、多分、美和は痛いだろうと思いつつも、この両腕の力を緩められなかった。

反対に美和は力を抜いて居るのか、その体は僕の動きに合わせてユラユラ揺れた。

美和の言う"愛"が何か、僕には分からないまま。

だけど僕はこのまま、温かい美和の体をずっと離したくないと思うようになってしまった。

先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 4

Posted by 碧井 漪 on  

「夢ちゃんは、先輩の事、好きなんじゃないの?」

「だから、何故そうなるのよ。」

「唇奪われて、嫌じゃなかったんでしょ?」

「何も感じなかったって言ったでしょう?」

「そこ、重要!」

「え?」

「何も感じない=嫌じゃない。例えば、ほら、あの隅のテーブル席に座ってるそこそこイケメン腹黒そうな男に唇奪われたと想像したらどう?」

「何か嫌。」

「でしょう?という事は、先輩の事は嫌いではなく、好き寄りと考える方が自然。」

「うーん?自然ってそれは違うんじゃない?麗ちゃんがそうだとしても、私は違うから。」

「俺は違うよ?キスも体に触れられるのも嫌だから。」

「それでよく鍼灸師科に入ったよね。実習あるでしょう?」

「まあ、患者役にこっちから触るのは平気。好きではないけどね。」

先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 3

Posted by 碧井 漪 on  

2月14日、昼休み。

女子大生Mこと松田夢野は大学のカフェテリアで、同い年のいとこの五月麗太朗とランチを食べていた。

麗太朗は同じ大学の鍼灸師科で美容鍼を学んでいる。

「・・・で、夢ちゃんは先輩の事をどう思ってるの?」

「うーん、都合の良いしもべかな。」

「酷い扱いだね。先輩可哀相。」

「麗ちゃんのポーカーフェイス、素敵。」

「好きでやってないから。何とかしたいけどね。」

先輩の好きにしていいですよ? -女子大生Mの恋愛事情- 1

Posted by 碧井 漪 on  

2月13日。18時過ぎ。

黒縁眼鏡を掛けた20歳の女子大学生が、白衣を纏い、一人薬学科の研究室で何やら怪しげな実験を行っていた。

そこへ、その女子大学生と同じセクマイサークルの先輩である男子大学生が入室した。

「松田、ここで何やってんの?許可取った?」

「好きに使っていいそうです。」

「また何かネタに強請ったのか・・・」

「強請ってはいません。」

「嘘つけ。『黙ってますから・・・』とか言ったんだろ?」

「それは言いましたね。」

「やっぱり・・・恐ろしい奴だ。」

「何か仰いましたか?」

「いえ、何も・・・ところで、それ何?」

「何に見えますか?」

「炭・・・?」

「失礼ですね。チョコレートです。しかもエアインチョコ!」

「いや、え?チョコって、本気?」

「はい、本命チョコです。先輩に頂いた媚薬もバッチリ入ってます。」



そうそうない 258 2016年4月2日のこと(17)

Posted by 碧井 漪 on  

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────じゃあ、僕が他の人に甘えたら?

『甘えられるものなら、甘えてごらん?』

────僕がわーさん以外の人に甘えても怒らない?

『本気なら怒らない』

────本気なら、って?

『その人を愛してるなら、いいよ』

────愛って何?甘える事?甘えさせる事?

『その人としたいと思える事、全部が"愛"だよ』

────じゃあ、例えばその人を苦しめる事も?

『うん、多分ね』

────そんなの"愛"って言わないよ。

縺曖 283

Posted by 碧井 漪 on  

忘れたい事がある日に限って、夜、中々寝付けない。

僕の胸の奥以外、静かだった。

眠るのをあきらめた僕は、暗くした部屋、机の上の灯かりの中、教科書とノートを開いた。

教科書にびっしり並べられた英文を目でなぞっても、頭の中にあるのは、さっき見た、ベッドの中の皇くんの寝顔だけ。

そうそうない 257 2016年4月2日のこと(16)

Posted by 碧井 漪 on  

現実問題、僕の両親はおそらく、美和と結婚する事に反対しないだろう。しかし美和の両親は、20歳も年上の僕との結婚を快く受け入れはしないだろう。

そして、美和自身、あと20年もすればじじいになった僕との結婚生活に嫌気が差して『結婚するんじゃなかった』と言う可能性が、美和と同年代の男より高くなる・・・と思う。

浮気される前に別れたいと思う派の僕は、結婚には向かないのかもしれない。

僕の"結婚"願望は、どんどん萎れて行った。

志歩理の言うように、夜景の見えるホテルで食事でもして居たら、これを渡した勢いに任せて美和に"結婚"を申し込んで居たかもしれない。

そうならなくて良かったんだ、と一人着替える間、冷めて行く気持ちに向き合えた。

溜め息を吐き出して僕は、ダイニングへ向かった。

そこにはすでに着替えてエプロンを付けた美和が、まるで僕の嫁であるかのようにキッチンに立って居た。

本当に美和の心があったなら、こうなってもいいとは思うけれど。

そうそうない 256 2016年4月2日のこと(15)

Posted by 碧井 漪 on  

"誰の事も好きになれない"と言って居た美和。

それでも僕を"好き"になり、"結婚して下さい"と求婚してくれたけれど、"結婚したい"="好き"とは限らない。

あの家で暮らし続けるには、結婚した方が"簡単"或いは"妥当"?

美和が打算的な女だとは思って居ないが、打算以外、僕が選ばれる理由が分からない。

美和は、最初に僕の見た目を"好き"になったと言った。

中身を知って好きになった訳ではない。

いや、最初から中身を知って居れば、僕の事など好きになる筈がない。

齢の差なんて感じないと思って居たけれど、それは僕の思い違いで、実はあるんだ。

"結婚"についての価値観が多分、美和と僕では違うんだ。

縺曖 282

Posted by 碧井 漪 on  

「ただいま・・・」

「おかえりなさい。ご飯食べたの?」

電話で事情を話した母は詮索せず、ただそれだけを訊いた。

「ううん。でも今日はいらない。」

「お風呂は?」

「あ、うん・・・入る。」

縺曖 281

Posted by 碧井 漪 on  

「着きましたよ。」

ルームランプが点けられた車内で、僕は運転席から乗り出した賢さんの手で肩を揺さぶられた。

ハッとして窓の外を見ると、自宅前である事が分かった。

「す、すみません・・・」こんな短時間で眠ってしまった事が恥ずかしかった。

そして、朝臣先生にさっき言われた事を思い出し、慌てて「ありがとうございました。」と付け加えた。

縺曖 280

Posted by 碧井 漪 on  


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受け取った制服に着替えた僕が脱衣所を出ると、すぐの所で賢さんは待って居てくれた。

「忘れ物は無いですか?」

僕は体のあちこちを手のひらでパンパンと叩いて、多分・・・

「大丈夫です。」と答えた。

「それでは行きましょうか。」

「はい、すみません。」



そうそうない 255 2016年4月2日のこと(14)

Posted by 碧井 漪 on  

人けのない会社の廊下は思ったより冷え込んだ。くしゃん、くしゃみを一つした所で、「美和、美和ーっ!」僕らの他に誰も居ないから、叫んでも恥ずかしくない。

カツン、コツン・・・

暗く冷たい空気の中を響くのは、僕の足音しかない。

世界で一人ぼっちになってしまったような感覚に陥る。

わーさんだけじゃなく、美和まで僕の傍から居なくなる怖さに襲われ────吐き気がした。

「美和っ・・・!」

思い切り叫んだ。

すると、

ドン、ドンドン、ドンドン、と鈍い音が響いた。

そうそうない 254 2016年4月2日のこと(13)

Posted by 碧井 漪 on  

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「元、あのね───」そう言った美和と視線が交わった時、

ブブッとポケットの中のスマートフォンが震えた。

取り出して画面を確認する。志歩理からメールだ。何だろう?と開いて見ると・・・

【プロポーズするのはいいけれど、社長室で変な事しないでね!早くホテルに移動しなさい!】

「はあーっ?!」

思わず大きな声が出た。

気付いた美和が、「どうしたの?」と僕の手にするスマートフォンの画面を覗き込む。

慌てて僕は画面を胸に押し当てながら、「何でもない。業務連絡。ここに居て。ちょっと電話して来る。」と、廊下へ出た。

志歩理に発信しながら男子トイレへと急ぐ。

個室に入り、鍵を掛けた。ここなら美和は入って来られない。

そうそうない 253 2016年4月2日のこと(12)

Posted by 碧井 漪 on  

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「それじゃあ、僕らはこれで。今日はお邪魔してすみませんでした。志歩理、また会社で。」と、僕は振り返る美和の背中を押して玄関の外へ出た。

「あっ、ちょっと、元啓─────」バタン。

美和と二人、同じタイミングで、ふぅと息を吐いた後、顔を見合わせた。

「志歩理社長、大丈夫でしょうか?」

美和は志歩理の名を口にすると、丁寧な口調になる事が分かった。癖なんだなと分かる。

「泰道が居るから大丈夫。」

「はい。それで、忘れ物って・・・」

ああ、そうか。そうだった。"忘れ物"とは、帰る為に吐いた嘘だという事を美和はまだ知らない。

自殺相談所 42 要務

Posted by 碧井 漪 on  

初給料は母親に渡そうとした。

しかし断られ、父親には自殺相談所へ毎日通っている事も、アルバイトの事も、何一つ話せずにいた。

父親も俺に何も言って来ない。

関心が無くなったのだろうと思う。

突然病気になって大学を中退し、定職に就けず、親のすねをかじったままの息子には。



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