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sazanamiの物語

恋愛小説を書いています。 創作表現上の理由から、18才未満の方は読まないで下さい。 恋愛小説R-18

乙女ですって 8 (R-18) 淫らな誤解

Posted by 碧井 漪 on   0 

12月まで封印していたシリーズなのですが、今夜の更新分がどうしても間に合わなかった為に公開させていただきます(あと一時間で12月になるのでというのはイイワケです)。


あまり女性向けではない(けれど男性向けでもない^^;?中途半端で本当なら限定にしたかったキチク系)内容となっていますので、ご注意下さい。(また読者様が減ってしまいます・・・φTxT;うう・・・)

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    部長は”楽しませる”事を”好きな人”以外にしてはいけないとおっしゃったけれど、部長は”好きな人”だから”楽しませる”事をしてもよろしいという事ですね。


    「綱島さん、目隠しは自分でする・・・それで、綱島さんも目隠しをしてくれる?」


    「何故でしょうか。」


    「あまりじっと見られたい部分ではないから。」


    「それでは目を瞑っています。」


    「それなら俺も目隠ししないで目を瞑っていてもいい?絶対に開けないから。」


    「・・・わかりました。」


    こくっ、と小さく隆人は唾を飲んだ。


    相違相恋 16

    Posted by 碧井 漪 on   8 

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      相違相恋16

      茉莉香が中庭の花壇の前にしゃがみこんだ光樹に向かって歩いていた時、光樹の後ろから近付いて、肩を叩いた男子生徒が居た。


      それに気付いた茉莉香は、横にあった立木と植え込みの陰にサッとしゃがみ込んだ。


      「ヒロ!何してんの?」同じクラスで茉莉香と出身中学も同じだった千谷廉(ちやすなお)だった。


      「わ、びっくりした。廉か・・・そっちこそ、どうしたの?」


      光樹は受験の日に知り合った廉とは仲良く話せていた。


      それは廉が誰とでも仲良くなれる、明るくて名前の通り素直な人柄だからだろう。


      相違相恋 15

      Posted by 碧井 漪 on   2 

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        相違相恋15



        「は、い、もしもし・・・」光樹(ひろき)がハローと言いかけた口を誤魔化しつつ電話に出ると、

        「もしもし光樹?瞬だけど、今大丈夫?」はっきりとした声で話した相手は、現在私立高校三年生の従兄弟、五月瞬太朗だった。


        「うん、大丈夫。どうしたの?」


        時刻は午後九時三十分を過ぎていた。


        「いや、特に用事って訳じゃないんだけど、その後どうしているかなと思って。明日、学校終わったら、一緒に映画観ないか?」


        「映画、って何の?」


        「字幕版の洋画。光樹は字幕なしで余裕だろ?」


        瞬太朗にアニメ映画だよ、と言われていたら光樹は即座に「うん」と返事をしていただろう。



        相違相恋 14

        Posted by 碧井 漪 on   0 

        相違相恋14


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          その夜、夕食後の各務家では、茉莉香が机に向かって英語のノートを開き、提出課題の英訳に励んでいた。


          「ええっと、ここは・・・」


          そういえば、松田くんは海外暮らしが長かったって言っていたから、これ位の英訳はすぐに終えて、今頃、アニメ”そんなにアイシテル?”の録画DVDを見ているのかしら?


          茉莉香は、机の上の壁に貼られたリリカとハルキが並んで描かれたポスターを眺めた。


          SとS 3 潮田晴之輔(セイ) (相違相恋 BL編)

          Posted by 碧井 漪 on   0 

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          SとS 3




            「キス・・・だけで、いいんだな?」


            その時のセイ監督が自分に向けて潜めた、そのささやき声がまだ耳の中に記憶されている。


            部屋のセットの暗がりの隅に向かって、瞬太朗はセイに掴まれたままの手首を、グイッと焦ったように性急な感じに引っ張られた。


            ドン。


            瞬太朗の背が、壁にぶつかり音を立てた。


            SとS 2 五月梧朗 (相違相恋 BL編)

            Posted by 碧井 漪 on   2 

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            相違BL2





              ある晩、梧朗とセイの二人が過ごしていた五月家のゲストルームから、部屋の前の廊下を通った瞬太朗に漏れ伝わった声は、羨ましい程信頼し合っていて、そして男女を超えた愛を感じた。


              あの様子からだと、キスも、それ以上もあったのかもしれないとまで想像した。


              男同士でそんな事、と思ったが、海外では日本より多いみたいだから、海外暮らしの長いセイ監督ならあるのかもしれない。


              相違相恋 13

              Posted by 碧井 漪 on   0 

              相違相恋13


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                今まで、男というものは女を見下している人間だと思っていた。


                だから自分も、いつしか男に見下されないように、先に見下すような態度を取ってしまっている事に気付かなかった。


                私は間違っていたの?


                男の人への接し方がどうしたら良いのかが解らない。


                今までずっと女子高で、同じ年齢の男子と話す事なんて年に何回もない。


                大人とは話すけれど、それはみんな私をHARUNOの社長の娘として扱うから、“かわいいお嬢さんですね”と思ってもない事をお決まりに言われ続けてすっかり信じられなくなっている。


                私は”かわいくない”。


                SとS 1 五月瞬太朗 (相違相恋 BL編)

                Posted by 碧井 漪 on   0 

                ここから先は、BLをご覧になられてもOKな方、

                そして「試し愛」や「騙し愛」や「本当は甘いのが好きなんだ」や「恋願わくは」「とてもかくても BL」を読んでしまわれた方のみお進み下さいませ。

                本編には関係ないですし、続きはオクラさんになりそうなので、

                エロひいき限定にしようと画策しましたが、しばらく執筆時間が大幅削減されそうな事態に陥ってしまいましたので、

                ついにというより、やむを得ず(^^;?)公開してしまいますm(_ _;)mモウシワケゴザイマセン。

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                2017.4.10 comicoチャレンジノベルに投稿
                SとS表紙
                「SとS(BL)」comico改稿版
                相違BL1




                  S.Sというのは自分のイニシャル。


                  五月瞬太朗。9月で18になる、私立高校の三年生だ。


                  周りは大学受験一色、男子校なので女子が居ない分、静かで華もない。


                  従兄弟の松田光樹は公立の共学高に通っていて、最近は色恋に勤しんでいる模様。


                  それまでは、光樹の事を特に羨ましいとか、思っていなかった。



                  バトンというお題の作文 3

                  Posted by 碧井 漪 on   0 

                  昨日に全部公開してしまって、今夜の更新分がないという事態に・・・m(T-T)mスミマセン。ゲホゲホゴホ!


                  大抵の方は分割されて二日分にしていらっしゃる・・・φ(TxT;)バカです。


                  遅筆なら遅筆なりに工夫すればいいのに、不器用で申し訳ございません。




                  あいうえお作文バトン

                  Q1 あ
                  A1 愛してるって
                  Q2 い
                  A2 言わされて
                  Q3 う
                  A3 嘘だ、って返された。
                  Q4 え
                  A4 駅まで
                  Q5 お
                  A5 送った
                  Q6 か
                  A6 彼女は
                  Q7 き
                  A7 今日は制服。
                  Q8 く
                  A8 車で会社に向かうと
                  Q9 け
                  A9 携帯電話が鳴った。
                  Q10 こ
                  A10 交差点で停まった時に確認すると
                  Q11 さ
                  A11 さざなみからのメールで
                  Q12 し
                  A12 仕事の依頼だった。
                  Q13 す
                  A13 少し早く着いたので
                  Q14 せ
                  A14 清掃員さんに挨拶して
                  Q15 そ
                  A15 掃除を手伝う。
                  Q16 た
                  A16 タイムカードを押して
                  Q17 ち
                  A17 茶を煎れると
                  Q18 つ
                  A18 次々出社して来た。
                  Q19 て
                  A19 手紙を仕分けて
                  Q20 と
                  A20 隣の机に置いた。
                  Q21 な
                  A21 鳴り続ける電話に出ていると
                  Q22 に
                  A22 二時を回った。
                  Q23 ぬ
                  A23 ぬるぬるしたクリームで
                  Q24 ね
                  A24 眠そうだからと
                  Q25 の
                  A25 のの字を首筋に描かれた。
                  Q26 は
                  A26 薄荷みたいに
                  Q27 ひ
                  A27 ひんやりして
                  Q28 ふ
                  A28 ふっ、ふっ、
                  Q29 へ
                  A29 ヘーックショイ!
                  Q30 ほ
                  A30 ほんとにやめてよと
                  Q31 ま
                  A31 マイペースな後輩に言ってみても
                  Q32 み
                  A32 右から左なんだろうな。
                  Q33 む
                  A33 無料残業は今日はパスした。
                  Q34 め
                  A34 メールを
                  Q35 も
                  A35 貰って
                  Q36 や
                  A36 薬局前で待ち合わせだから。
                  Q37 ゆ
                  A37 夕飯食べたら
                  Q38 よ
                  A38 夜の街をドライブする間に
                  Q39 ら
                  A39 来週まで会えないと言われた。
                  Q40 り
                  A40 理科のレポートが終わらないという彼女は
                  Q41 る
                  A41 ルーフから見える星を仰いでいる。
                  Q42 れ
                  A42 連絡するねって別れ際に
                  Q43 ろ
                  A43 路上に降りた彼女にキスをして
                  Q44 わ
                  A44 私のこと忘れないでね、気
                  Q45 を
                  A45 を付けて、と言われて
                  Q46 ん
                  A46 ん、それじゃ・・・愛してるよと言いそびれ、後悔しながら独りでドライブ。

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                  相違相恋 11

                  Posted by 碧井 漪 on   2 

                  相違相恋11

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                    ドン!


                    あと少しで、茉莉香のスマートフォンに手が届くという時、光樹の脇腹に何かが強くぶつかった。


                    屈んだ姿勢で横から押された光樹はそのまま前に倒れ、スマートフォン近くの泥で汚れた通路の床に、両手と両膝を付いた。


                    痛っ!という声を上げずに我慢した光樹の耳に、

                    「いったぁぁーいっ!ちょっと!こんな通路の真ん中で立ち止まって何してんのよっ!邪魔っ!」

                    キンキンとヒステリックで耳触りが悪く、横柄な態度を表したような声が飛び込んで来た。




                    相違相恋 10

                    Posted by 碧井 漪 on   4 

                    相違相恋10


                    雨が降り始めた時に感じた土埃の匂いが気にならなくなる頃には、暗い雲から無数に落ちて来る雨粒の、アスファルトにぶつかる勢いは強くなって来ていた。


                    落下数も増え、集まった雨は緩い傾斜のつけられた側溝に向かって流れ、小さな小川が出来始めた。


                    6月の梅雨、頬に当たる風は生温かったが、時折耳に当たる雨の粒は冷たく感じた。


                    乙女ですって 7 (R-18) Mな悪魔

                    Posted by 碧井 漪 on   2 

                    項垂れて黙っている菜津子を見ながら隆人は内心、どこで俺は間違えて、こんな事態に陥る結果になってしまったのか・・・と考えていた。


                    こんな事態、それは歓迎すべき事ではないのだが・・・決して悪くはない時間ではあった。


                    あ、いやいやいや、コホン、そうではなくて、問題は相手だ。


                    例えばこれが、当初の想定内の人物、志歩理さんであったのなら何も問題ないと言える。


                    しかし、相手は同じ会社の部下ではないが年下の同僚、社歴は綱島さんの方が長いから先輩になるが、


                    とにかく、いくら独身と言えど、恋人でもない綱島さんにホテルの一室で口淫されたとなると、問題になる。


                    それは俺が強要した事ではないと言っても、誰が信じるだろうか?


                    隆人が、押し黙っている菜津子に視線を向けると、「どうか見ないで下さい。申し訳ございません。」と菜津子が俯いて体の前に両手をクロスさせてワンピースをかき抱いたままの姿で言った。


                    その仕草に隆人はどきりとして、ごほんと咳払いをしながら菜津子から視線を逸らした。

                    バトンというお題の作文 2

                    Posted by 碧井 漪 on   0 

                    今回のバトンに捻じ込んだキャラクターは、休載になってしまった二人でしょうか。


                    「暁と星」は一年前に構想を始め、


                    「星の中の1つ」よりも、軽く・エロく・ドキドキする長編になる予定でした・・・


                    それが重く・暗く・ドキドキもなくなってしまったのは長編だから?(^^;)A


                    旺治郎が作者にも謎過ぎて、進まないのです・・・もーφ(T-T)!!


                    頭の中で進むのは、BLのまま終わってしまったアノ人(S)さん=相違相恋ではそろそろ40歳位?と同じくibさん推しメンとの禁断の恋という・・・どーするんだ、それを進めてφ(T-T;)・・・ibさん以外に読みたい方さえいらしたらRなしよりサクッと書けそうな映画バカ(S)×危険な恋の相手(S.S)・・・ハッ!M.MにS.Sって、ホントニ偶然です・・・そしてK.Kも居ましたね・・・(--;)全てワカッタヒトはスゴイ。


                    暁と星 バトン

                    バトン

                    Q1 眠るキミに 子守唄を
                    A1 ボクは冷たくヒカル 星を眺めに行くとしよう
                    Q2 オーロラのカーテン 包み込む
                    A2 熱った心を凍らせ 粉々にして
                    Q3 星屑の唱 空にばら撒く
                    A3 ボクの想いは あの星と共にあるよ
                    Q4 眠りの夜 そっと降りたつ
                    A4 攫ってしまいたくなる望みを打ち消すように 見上げた夜空に瞬いている
                    Q5 星と星を紡ぐ
                    A5 キミを早く忘れる為に 幾千もの
                    Q6 流れ星を眺めよう
                    A6 暁に染まるまで
                    Q7 出かける準備を整えて
                    A7 キミの傍から離れるよ
                    Q8 月明かりを瓶につめこむ
                    A8 涙の代わりに 月に翳したガラスに蓋をすると
                    Q9 果てしない夢に
                    A9 揺るぎそうな決意を だけどもう 投げ出す事は出来ない
                    Q10 月のランプで照らす
                    A10 キミと居られない 手探りで進むこれからの道
                    Q11 天の川の流れに乗って
                    A11 星あかりを辿る度に ボクは星の姫を思い出すだろう
                    Q12 明け逝く空に願いを乗せる
                    A12 どうかこのまま 暁を見る事はなく眠り続けて
                    Q13 良い夢を オヤスミ
                    A13 そしてボクは キミから はるか遠い場所で さようならと呟く

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                    相違相恋 9

                    Posted by 碧井 漪 on   2 

                    相違相恋9


                    「松田くん、待って・・・!」


                    各務茉莉香は正門へ下るスロープの途中でドキンと胸の奥で強く響いた鼓動に気が付いた。


                    じっとこちらを真っ直ぐに見つめる、眼鏡越しの松田くんの瞳。


                    呼び止めてしまったけれど、何を話そう・・・あっ、係の事とか・・・しかないわ。


                    ドキドキする・・・みんなは気付いて居ないけれど、松田くんは本当はすごく顔がかっこいい。


                    うちのお父さんも、よく、かっこいいって言われるけれど、それより、もっと、ずっと、かっこいい。


                    そんなにアイシテル? 2

                    Posted by 碧井 漪 on   0 

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                    このお話、大丈夫でしょうか・・・?

                    別の意味で恥ずかしい展開となっております(閲覧制限したいです//x//)

                    Rシーンはないのに、うわぁぁーっ!φ(//0//;)Aとなりながら時間をかけて一歩ずつ、な作品でゴザイマス。

                    「相違相恋」本編より先に作中アニメを進めてどうするんだ?と思いつつ、拍手を頂いたので進めさせていただきました。

                    ちなみに、綱さんシリーズは人気が無くてオクラさんになりつつありますが、エロnamiが続きを書きたい・・・しかし、続きを読まれたいと思われる方が7名様(ブログ訪問者様全体のおそらく1%未満?のご支持)ですので、12月までの休載を決めたのにも関わらず、エロnamiの脳内ではどんどん話が進んで行ってしまっています(もう五角関係位になっています)。


                    ですが、99%の方が面白くないと思われるシリーズを変態系で進めるのは、このブログの三月までの存続自体に関わるのでは?と、綱さんやBLのアブノーマル系を別館化か、再び限定化か、思い切ってブロマガ(有料化)にするかという選択肢を考えました・・・しかし忙しいので単純化したい・・・

                    とにかく続きが書けたらいつになるか不明ですけれど、実験的にブログ外に投稿してみよう(何故かブログよりムーンライトの方が読者数が多いので^^;)

                    という訳で、今月末でランキング参加をやめようと考えていたアルファポリスサイトに7話から時期未定で直接投稿予定です(プロローグ・1~6話は明日予約投稿されます)。


                    何名の方に読まれるのか次第で、いつ更新停止(削除)にするのかわかりませんけれど・・・とりあえずブログ超えの読者数8名様を目標に(Rなのでアルファポリスサイトから締め出されないか心配ですが^^;)綱さんの連載を別の場所で続けてみようかというお話でゴザイマス。


                    「8名以下なら打ち切り?アソコで切られたままで気になるんですけど(ib)」

                    「その時は最後までのあらすじをibさんだけに公開します(e)」

                    「あまりオトク感はないけどね・・・だって打ち切りの話の結末でしょ?(ib)」

                    「はぁ・・・そうでゴザイマスネ(e)」

                    「最近ツナさん化してない?(ib)」

                    「ですね・・・オトメなコトバは、実は時間がかかっているんですよーφ(T▽T)(e)」

                    「じゃあ、やめといたらよかったのに(ib)」

                    「・・そうでゴザイマスねφ(T-T)(e)」


                    ↑で"sazanami"と検索するとおそらく14日0時以降から「乙女ですって」プロローグ~ブログ掲載済分が6話まで順次公開されます。字が大きくて読みやすいです。

                    ブログですでに綱さんをご覧になられた方は一週間後位に覗いて頂ければ更新されているか削除されているかのどちらかだと思いますm(_ _)m


                    ※11/17 にアルファポリス退会しました。





                    サクサク、サクサクと音を立て、水平線から完全に姿を現した朝陽に照らされた砂浜の上、波打ち際の手前まで二人分の足跡が残されている。


                    「日の出に間に合いませんでしたね。」


                    「別に・・・今日だけしか太陽が出ない訳じゃないよ。初日の出とか、騒ぐ人の気が知れない。ラスト日の出とかは騒がれないのにさ。」


                    「ふふっ、ほんと。そうですね。」


                    面白い事を言う人だとリリカは思った。


                    百世不磨の心 2 (R-18・ムーンライトノベルズ5~8話)

                    Posted by 碧井 漪 on   0 

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                    百世不磨の心 ムーンライトノベルズで連載中


                    百世不磨2


                    先生は大人なんだから、うん、こういう経験ある・・・よね。


                    確か先生はあの時23歳位だったから、三年経った今は26歳位で、

                    彼女が居るんだな。


                    そっか、そっかぁぁ・・・三年前に私に言った事を本気にしていたのは私だけだったんだ。


                    先生は冗談というか、本気で言ったのではなくて、

                    ただ副担任をしているクラスの生徒が飛び降り自殺しちゃうのを止める為に言っただけの事だよね。


                    うん、私だって別に本気じゃなかったけれど。


                    そうそう、びっくりしただけ。


                    明らかに学校の男の先生が女生徒に言う言葉じゃなかった。


                    セクハラっていうんだよね、こういうのって。


                    一歩間違えたら危険な発言。教師生命が終わっちゃう発言・・・


                    それなのに、私にそう言った理由だけ知りたい。


                    先生からセックスを教えて貰うのは無理だって分かったけれど、

                    私にあの時屋上で言った理由に関しては訊いてもいいよね。


                    「石鹸あったー?」


                    「は、はーい、ありましたぁ。お借りします。」


                    私はとにかく落ち着こうと、

                    汗をかいた顔を石鹸で洗った。


                    タオルでゴシゴシふきふき。


                    はーっ、さっぱり。


                    メイク落ちちゃったけど。


                    まぁいっか。


                    青木先生はこのぶっさいくな顔も重々知っているし、中学校の卒業アルバムの個人写真だって写りが最悪だったし。


                    先生には彼女が居るんだから、私の事なんて絶対女として見てくれないカンジ?


                    もーいいや。


                    処女のまま死にますって先生に言って、屋上で言った先生の言葉の真意を聞いてから帰ろう。


                    「ごはんだぞー。」


                    「はーい。」


                    あれ?


                    先生、今ごはんとか言わなかった?


                    お茶煎れるって言ってたのにごはん?


                    ぐーっ。


                    確かに労働してお腹は空いたけど。


                    私はキッチンへ向かった。


                    さっきまで確かゴミが載っかっていて埃被ってたカウンターテーブルがピッカピカになっていて、そこにはプラスチックの下敷きみたいなストライプ柄のマットの上に、

                    刻み海苔のかかったパスタとわかめスープがあった。


                    そして先生の運んで来たマグカップからは、挽きたてのコーヒーの香りがした。


                    「コーヒー、ですか?」


                    「コーヒー嫌い?」


                    「いっ、いいえ。それより、このごはんは一体どうしたんですか?」


                    「ああ、良かったら食べてって。頑張ってくれたから、お礼といえる程のものではないけれど。」


                    「先生が作ったんですか?すごーい、お料理も出来るんですね。」


                    「まぁ・・・ゆでて炒めただけだから。」


                    琥珀は席に着いた。


                    パスタの具は豚バラ肉と干し椎茸とホタテの貝柱?


                    そしてわかめスープにはゴマと春雨が入っていた。


                    先生はマグカップを二つカウンターの上に置いて私の隣の席に腰掛けた。


                    湯気の上がるカップの中身はやっぱり黒々とした色と香りからコーヒーだと判った。


                    「いただきます。」と手を合わせた先生に倣(なら)って私も、

                    「いただきます・・・」と手を合わせて、添えられていた割り箸を手にした。


                    パキッ、パキッ、

                    私も先生も割り箸を割って、

                    その和風なパスタに箸を付けた。


                    つるっ、カミカミ、ごっくん。


                    「味はどうだ?」


                    「お、美味しいです・・・」


                    見た目は茶色っぽくて派手じゃないけど、味は意外にも、

                    名店のパスタって言ってもいい位、美味しい。


                    「あり合わせだけど、だしが効いてていいだろ。」


                    「はい!」


                    はっ、何だか先生のペース。


                    あの質問、いつしよう?


                    でも今、食事時にする話じゃないよね。


                    ま、いいや、食べてからで。


                    「萩原、いい顔になったな。」


                    「えっ?」


                    「顔洗ったらすっきりしたなと思って。さっきより美人になってる。」


                    「び、美人?またまた。お世辞が上手ですね。昔も今も。」


                    メイク落としたからブス・・・気を遣われる程、酷いのかな・・・落ち込む。


                    「昔?お世辞ってどんな事言った?」


                    「いえ、別に。それより、先生の彼女ってどんな人ですか?」


                    「彼女?居ない・・・あ、居る、かな?」


                    「どっちなんですか!」


                    「萩原は?恋人居るのか?」


                    「居る訳ないですよ。こんなブスに・・・」


                    「そうか?可愛いと思うけど。」


                    「そうは言ったって、先生は実際に私みたいなのと付き合ったりしないでしょう?」


                    「んー、生徒とはな、駄目だろ。」


                    「生徒じゃなかったら、処女とか貰ったりするんですか?」


                    「は?今、何を貰うって言った?」


                    「さっき石鹸の入っていた引き出しに、コン・・・アレを見つけて。」


                    「アレ?あれって何だ?」


                    「アレは、その、ゴムですよ・・・」


                    「ゴム?どこかのパッキンが入ってたか?どこのだ?」


                    「とぼけなくても、誰にも言いませんから。先生だって人間だし、男だし、そういう事をするのは普通ですよね。ただ、色々な生徒にそういう事を言って誘うのはどうかと思います・・・けど。」


                    「生徒にそういう事を言うって何の事だ?ちゃんと解るように最初から言ってくれ。」


                    「だからっ!私の自殺を止めた時のような事を、色んな子に言うのは止めて下さいって、教師生命に関わっちゃうかもしれないからって意味です!」


                    「自殺・・・?誰が?萩原が?」


                    「先生、忘れたんですか?屋上で、私が飛び降りようとしていた時、”セックスしないで死ぬのは勿体ない”から”18になっても”私が”処女だったらセックスを教えてやる”って、約束した事・・・その場しのぎの嘘だったんですか?」


                    「はて?屋上で処女とセックス?そんな約束は・・・えーと・・・したのか?」


                    「しました。先生に”しっかり生きろ”って言われて、自殺やめて生きて来たのに、先生の嘘つき!先生こそ、しっかり生きて下さい!」


                    「は?しっかり生きろ?生きろ・・・んー?・・・ああ、あの時の、自殺するって死ななかった、こ、こくはく?じゃなかった、何だっけ、磨くと光るヤツ。」


                    磨くと光るコクハク?それってもしや。


                    「コクハクって、琥珀・・・ですか?」


                    「そうそう、それそれ。コハク。あの時のかー。ホント生きてて良かったな。」


                    「良くないです。全然。18にもなって、キスもまだで一生処女かもしれなくて、このまま一生処女でも、先生は責任取ってくれないって言うし・・・」


                    「責任って何の?」


                    「死ななかったらキモチいいコト教えてくれるって言ったのに!他の子にはしても、私にはセックス教えてくれないっていう事ですよね?」


                    「あー、わかったわかった。そんなに知りたいなら、何とか教えるから、取りあえずそれ食べてからな。食べ物を粗末にしたらいけないぞ。」


                    興奮する私を宥めた先生は、食事を終えた私を、奥の部屋に呼んだ。


                    こくり・・・

                    私はその部屋に入って、先生に気付かれないように唾を呑み込んだ。


                    どっきん、どっきん・・・いよいよ、ロスト・バージンってやつね。


                    だけど、ああ・・・歯磨きしてないし、シャワーだって浴びてない。


                    それに、アレだって、洗面台の横の引き出しに入ったままですよ、先生。


                    「そこ座って待ってて。」と先生は私をベッドの上に座らせた。


                    多分ここか?と先生は呟きながら、その後、あった!と何かを見つけたように呟いて、

                    電源を入れたテレビパソコンの中に、ビーッとDVDっぽい物を差し込んだ。


                    そして部屋のカーテンを閉めて真っ暗にした。


                    「先生、もしかして・・・映画鑑賞ですか?」


                    まさか、この期(ご)に及んでまで、こんな事でお茶を濁すつもりなんだ、と琥珀は怒って立ち上がろうとしたその時、

                    画面から流れて来たのは、裸の男女が卑猥にもつれ合っているシーンと、

                    「あっ、あっ、い・・・ぁあんっ!」と甲高く喘ぐ女性の声だった。


                    「処女の琥珀は見た事ないんだろ?アダルトビデオ。これで勉強しなさい。」


                    えっ・・・?


                    アダルトビデオ・・・?


                    勉強って、先生!


                    教えるって・・・私の処女を貰うんじゃなくて、元教え子にアダルトビデオを見せるだけの事ですか?


                    バトンというお題の作文 1

                    Posted by 碧井 漪 on   0 

                    皆さまこんばんは。


                    多忙を理由に小説を書く時間が無くなって何だか移行ばかりになってしまって申し訳ないなと思いながらも、読者様が20名を突破しない、さして続きの気にならない展開の小説ばかりだからいいんだもん、と一人勝手にイジけムードに突入しているのも、またスランプに拍車を掛けている一因だと重々存じ上げております今日この頃です。


                    長い文章をつらつらと書く時は、大抵愚痴となっておりますので、読まずに飛ばしていただけたらと思います。


                    バトンというものを見つけまして、すっかりくだらないとしか思えないエロnami系文章しか書けなくなってしまった日々からの脱出を試みて書いてみました。


                    そして・・・奴(エロnami)が出て来てしまうのを何とか全力で抑え込みました。



                    ありふれた日のバトン

                    Q1 ぶちまけた感情
                    A1 拾い集めた涙
                    Q2 貴方は気付いてない
                    A2 私には犯人が判ったよ
                    Q3 1人静かに息を吐く
                    A3 月を隠した雲を見つめて
                    Q4 優しい雑音に
                    A4 埋もれ、投げつけられて心に刺さってしまっていた言葉を忘れられた
                    Q5 雑踏にかき消された声を
                    A5 そのままにしよう。君の為にはそれがいい。
                    Q6 柔らかさにふれたその先から
                    A6 君を抱きしめたい衝動に駆られて困る
                    Q7 滑り落ちて
                    A7 着地すると、靴の中に大量の砂が入った
                    Q8 僕は嘘など吐いていないよ
                    A8 何としてでもそれを実現するからね
                    Q9 生温い風と
                    A9 甘い香り
                    Q10 目眩がするような
                    A10 君の笑顔
                    Q11 ねえ
                    A11 好きって言ったらどうする?

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                    乙女ですって 6 (R-18) 口淫 ※閲覧注意

                    Posted by 碧井 漪 on   4 

                    「あれ?部長・・・眠ってしまわれましたか。ですけれど、こちらは”起きて”いらっしゃるご様子です。この場合は・・・」


                    うーん、と菜津子は考え始めた、というより20年も昔の事を思い出そうとしていた。


                    おぼろげな記憶ですが、男性のこの部分が”起きて”いらっしゃる時には、一刻も早くすっきりとしたいという状態と教わりました。


                    少し刺激を与えてみましたら部長もお目覚めになられるでしょう。


                    ぐー、くー、ぐううぅ・・・といびきをかき始めた隆人。


                    菜津子はベッドの上から立ち上がると、ワンピースを脱いだ。



                    乙女ですって 5 (R-18) 性的嗜好

                    Posted by 碧井 漪 on   0 

                    「失礼します、部長。こちらに横になっていただけますか?」


                    俺は綱島さんに背中を支えられながらベッドの上にゆっくりと仰向けにさせられた。


                    靴も脱がされ、靴下まで脱がされると、少し焦ったが、疲れていた俺はしばらく動きたくなくなっていた。


                    「綱島さん、一体・・・?」


                    光を遮られた暗い中、ベッドに横たわると動くのは億劫になり、このまま眠ってしまいそうだ・・・


                    目隠しされて、縛られてはいないけれど、まるで催眠術にかけられたように綱島さんの言いなりになっている。


                    はぁ・・・と俺は心の中で溜め息を吐いた。


                    百世不磨の心 1 (R-18) ムーンライトノベルズ掲載 1~4話

                    Posted by 碧井 漪 on   0 

                    ムーンライトノベルズ 「百世不磨の心」

                    毎週水曜日夜更新

                    百世不磨1


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                    ★登場人物★


                    萩原 琥珀(はぎわら こはく) 18歳6か月 四月から大学一年生


                    青木 銀矢(あおき ぎんや) 26歳 中学校教諭



                    15歳の琥珀は第一志望の高校受験に失敗し、滑り止めの私立女子高に行くのを悲観し、

                    中学校の卒業間近に屋上のガラスを割って侵入し、

                    自殺しようと屋上の手摺りを乗り越えた。


                    駆け付けた先生方の説得なんて聞いていなかった琥珀。

                    いよいよ一歩踏み出したらこんな惨めな姿を晒しながらこの世界で生きて居なくてもいい・・・

                    というところへ、

                    話した事もなかった気がする副担任の青木銀矢先生が近付いて来た。






                    乙女ですって 4 (R-18) 綱さんの40歳の誕生日

                    Posted by 碧井 漪 on   0 

                    「申し訳ございませんでした。私、もうあと三分でここから失礼しなくてはなりませんので・・・」


                    「あと三分って?」隆人は右手首に嵌めてある自分の腕時計で時刻を確認した。


                    ああ・・・もう0時になるのか。


                    ちら、と隆人は腕時計から視線を上げて、菜津子を見た。


                    綱島さんの服は、特に乱れていないようだ。


                    俺自身も、上着以外脱いではいないし、よく見ると靴もそのまま履いている。


                    と、いう事は・・・何もない、していないよね?


                    「それでは!失礼いたします。」と綱島さんは俺に向かって深々とお辞儀をして、急いで部屋を後にした・・・


                    が、戻って来た。


                    「あのう、部長、こちらを忘れておりました。」


                    乙女ですって 3 (R-18) 二人の関係

                    Posted by 碧井 漪 on   2 

                    目の前のホテルのバーのテーブルに伏して、眠ってしまわれている安藤部長。


                    時刻は23時35分を過ぎてしまいました。


                    お酒が回って赤い顔になられた部長の姿は初めてで新鮮です・・・と、それどころではありませんでした。


                    とにもかくにも0時までに部長を愉しませて私は立ち去らなくてはなりません。


                    「失礼いたします。部長、部長、起きて下さい。」


                    菜津子は隆人の隣に移動すると、背中に自分の右腕を回して、上着を脱いでいた隆人の右脇腹のワイシャツを掴んだ。


                    そして左手を隆人の左脇を支えるように差し入れて、ソファーの上に背を起こさせようと試みた。


                    そんなにアイシテル? 1 【10/19・エロひいき(限定)と同じ】

                    Posted by 碧井 漪 on   2 

                    リリカ&ハルキ

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                    作中アニメ「そんなにアイシテル?」のストーリーを公開しても大丈夫と拍手を押して下さった(か、どうか定かではありません)のいつもご贔屓して下さる皆さまだけに・・・と勿体つけられる程の話ではないのですが・・・ibさんにラフ画をいただいたので、少し書いてみました。


                    本編「相違相恋」より王道少女漫画要素を詰め込んで、どこかで聞いたようなストーリーを書いてしまいます。


                    続きを読みたいと思われましたら拍手でお知らせください。その場合は調子に乗って続きを書きますので・・・長くなってすみません。

                    ちなみに、"ザザナミ"の部分は読者様の好きな作家様の名前を当てて下さい。

                    sazanamiも好きな作家様をイメージしつつ書かせていただきました。

                    乙女ですって 2 (R-18) 綱島菜津子(綱さん)

                    Posted by 碧井 漪 on   6 

                    綱島菜津子、39歳独身の女です。


                    標準よりちょっぴりポチャ目の彼氏いない歴20年目。


                    現在の会社の在籍年数は、大学卒業してからですから、勤続18年目です。


                    課長補佐で、未だに課長になれないのは女性であるからという理由だけでもなくて、多分独身という事からかもしれないと考えるようになりました今日この頃です。


                    同じ女性社員でも家庭と仕事を両立させていないという点で、格が下に思われているようです。


                    そうは言われましても、子どもがいない分残業貢献しているのですが、それは不公平だと思ってもいけません。


                    それはあなたの根拠のないいいがかりでしょ?と言われてしまいましたら、

                    役職なし、当然役職手当なし、残業あり、ですが残業代なしの私としては、愁いを帯びた晩秋の夜のように訳もなく、あ、訳はありましたけれど、どちらも身に沁みて切なく感じるのは同じ事ですから。


                    乙女ですって 1 (R-18・異色系社内恋愛) とてもかくても派生編 安藤隆人(部長)

                    Posted by 碧井 漪 on   0 

                    安藤隆人は畠山志歩理が戻って来て返した指輪を納めた箱を開いて、ぬくもりの消えたその煌めきを確認したのち、はぁ・・・と溜め息を吐いてパクンと指輪の入った箱を閉じた。


                    そしてふっと笑った。


                    志歩理さんはこの指輪を買い取りますと言った。


                    だけどそんな事されたらもっと惨めになる。


                    俺と別れて他の男の元へ行くとしても、指輪は持っていて欲しかっ・・・いや、持てる訳ないか。


                    ネックレスにしておけば良かったのかな?


                    それともブレスレット?ピアスはしていなかったからイヤリングとか?


                    ふっ・・・そんな物、最初から要らなかったんだ、志歩理さんには。



                    とてもかくても あとがき+おまけ「乙女ですって(R-18)」プロローグ

                    Posted by 碧井 漪 on   2 

                    「とてもかくても」=副詞 (決意や強意の表現を伴って)どのようにしてでも、どうあろうと


                    という言葉を知りませんでした。


                    日常的に使った事がありませんでした。


                    「とにもかくにも」=副詞 いずれにしても、どうこうしても、とにかく



                    【出典 小学館現代国語例解辞典】

                    とてもかくても 39 (R-18・エロス系) 最終話

                    Posted by 碧井 漪 on   2 

                    変な気持ち、嬉しい気持ち、夢かもって思う気持ち。


                    剥き出しの感情をぶつけあって結んでしまった躰同士は気怠いけれど満ち足りていた。


                    あんな気持ちになれるなら、これから二人で居るだけで困難や苦痛を伴う日があるとしても、乗り越えて行けそうだと実感が湧いて来ていた。


                    ただ・・・自分がしあわせを感じている分、家族を捨てる原因になってしまった泰道と私の恋は、世間一般の道徳に反しているとも思いながら、泰道はすでに離婚しているのだから、法は犯してないと自己弁護のような考えを頭の中で交互にめぐらせてしまう。


                    私も同じ罪を受ける・・・泰道と共に歩いて行くつもりなら、捨ててしまった家族からの泰道に対する想い、そして泰道の中にも離れないでずっと残っている家族への想いはこの先も変わらず、私も理解して、共に胸の奥に抱えて歩くのよ。


                    決して良い面だけだとは言えない関係。


                    完璧なしあわせなんてないけれど、より一層、それを願ってしまうから、めぐりめぐって現在こうなってしまったのかと色々考えていると、

                    「おはよ・・・机の上のあの眼鏡、必要?」とブラインドを通過した朝の光で明るくなったベッドの中でこちらを向いた泰道は、志歩理の眉間をぐっと人差し指で押した。


                    「痛いわね!何よ!」泰道に向けて、思わず大きな声を出してしまった。






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