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sazanamiの物語

恋愛小説を書いています。 創作表現上の理由から、18才未満の方は読まないで下さい。 恋愛小説R-18

恋願わくは (R-18)  改稿版 1 (1~10話 4万5千字以上)

Posted by 碧井 漪 on   0 

過去に当ブログで連載したシリーズの加筆修正版になります。


ムーンライトノベルズ掲載分を、ブログに残す為の更新です。


連載当時の原稿に加筆しています。


特に50話以降はブログ掲載時より、内容を濃く出来たらいいなと・・・予定ですが考えています。

恋願わくは (R-18) 改稿版 2 (11~20話)

Posted by 碧井 漪 on   0 

好きな人の定義は・・・


好きにも色々ある。


その区別はどうやってつけている?


好きの度合い、それを測るのはどういう項目で判断すればいいの?


その人が自分にとってどういう存在か、必要か、


自分がどの位、その人を欲しているか。


その感情を恋と呼びたいと思うのならば、好きな人というのは


『恋愛したい人』になる。


恋願わくは (R-18) 改稿版 3 (21~30話)

Posted by 碧井 漪 on   0 

一日休むと行きたくない。


土日に休むのと訳が違う。


仕事のある日に休んでしまうと、次の日は大変、そう。


そう、というのは、今まで仕事のある日に休んだ事はなかったから。


ずる休みではないけれど、何となく出社しにくい。


その理由は、他にもあるから。


恋願わくは (R-18) 改稿版 4 (31~40話)

Posted by 碧井 漪 on   0 

「ええっ?!」


ざわざわとした食堂の中、一瞬だけ社員の皆さんの視線が佳奈先輩と私に注がれたように感じた。


「先輩、しーっ・・・」


私は人差し指を口の前に立てて先輩に示した。


「だ・・・だって、そんな事になってるとは。」


「続きはメールで・・・」


「了解。」


恋願わくは (R-18) 改稿版 8 (71~80話)

Posted by 碧井 漪 on   0 

強い風が木々を揺らしている。


ザワザワと未明から音がしていた。


天気予報では今夜は雨。


低気圧が通過する為、嵐になるかもしれないという予報。


昨夜の、彼女に言われた言葉は、


彼女が普段想っている本心なのだろうと思った。


僕が「愛している」そう告げても、信じられなかったのだろうか。


それとも、ここを離れる事を黙っていたから、そう思わせてしまったのだろうか。


悲しませても、早く告げれば良かったと、


今更後悔しても、結局は彼女を深く傷つけ、泣かせたしまった事は変えられなかった。


せめてこれから、離れる日まで、彼女の望みを叶えようと思った。


笑っていて欲しい、ただそれだけ。


僕がここからいなくなっても。

恋願わくは (R-18) 改稿版 9 (81~90話)

Posted by 碧井 漪 on   0 

カチャン、とマンションの廊下に響く鍵を開く音。


微かにチラつく蛍光灯の灯かりに照らされている彼の部屋だった玄関のドアを見つめてしまう。


そのドアの前に歩いて行くと、手のひらで触れた。


冷たい、そのドアの向こうには何もない事を知っているのに。


灯かりの点かない窓を見て、寂しくなる。


彼は、今夜は遅いの。


だから、ご飯を作って、待ってる・・・。


どの位?


一年も、待てる?


365日、短い、ううん・・短くなんてない。


一日も離れて居たくないのに。


恋願わくは (R-18) 改稿版 10 (91~99話+99話おまけ)

Posted by 碧井 漪 on   0 

ギッ、と響いた後、車のエンジンを切る音が聞こえた。


「ソラちゃん、着いたよ。」


音は聞こえるけれど、私・・・眠くて。


カチャとシートベルトを外されて、肩に触れられる長い指の感触に気が付いて


懸命に瞼を持ち上げると、涙の乾いた頬が引き攣る感じ。


恋願わくは (R-18) 改稿版 11 (100~103話+103話おまけ) 最終話+あとがき?

Posted by 碧井 漪 on   2 

結婚式。


なのよね、本当に。


真っ白いドレス。


憧れはあったけれど、実際に着るのを想像する事は恥ずかしくて、本当に私が着てもいいのかな、似合うのかなって思っていた。


着てみたら、なんて事はない・・・かも。


それよりも、隣に立って私に微笑む彼の姿を見ていたら、ああ、私、本当にこの人のお嫁さんになれるんだという喜びの方が大きくて、


その為の衣装なら、恥ずかしくても似合っていなくても、何でもいいと思えてしまった。

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