乙女ですって 237 (R-18) 騎乗位 - sazanamiの物語
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    乙女ですって 237 (R-18) 騎乗位

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    小説15禁・18禁(性描写あり)


    んっ、ずるい・・・あっ、もう・・・ずるいよ・・・キス上手くて。私、下手だから、どうしていいか分からなくなる。


    由佳の口の中で蠢く真琴の舌は熱くやわらかかった。歯列の裏も上顎も真琴の舌でなぞられた由佳の体には、力が入らなくなっていた。


    真琴さん、真琴さん、好き、好き・・・・・・もにゅっ。


    「ん?」


    もにゅっ、もにゅん!


    「ちょっ・・・!」


    由佳は真琴の肩を掴んで引き離すと、違和感を感じる自分の胸を見た。


    すると───


    クニ、クニッ!


    真琴の指先は、由佳の両胸の突起を抓んで転がしている所だった。


    「何してるの?」


    「何って、胸。」


    「胸は分かってるけど、どうして今?」


    「どうしてって、何で?触ったらダメなのか?」


    「そうじゃないけど・・・」


    「嫌ならやめる。」


    「嫌って訳じゃないけど・・・」


    「どっちだよ、はっきりしろよ。」


    「そんな事言われたって!」


    何て言ったらいいのよ。胸、触られて気持ちいい人もいるんでしょうけど、今の真琴さんの触り方は何か違ってて、感じるとかじゃなくて・・・だけどそれを上手く伝えるのって難しいわよね。あー、キスは良かったのに!


    キスしながら胸弄るとかしないで欲しかった。


    ゴソゴソゴソ、真琴は由佳の開けたバスタオルを元に戻した。


    「え?何?真琴さん。何でバスタオル戻したの?」


    これって、その、やっぱりセックスしないって流れ?


    「寒そうだから。」


    「じゃあ、真琴さんが───」あっためてよ、なんドラマみたいなセリフ、やっぱり言えなーい!


    「俺が、何?」


    「な、何でもない。」


    由佳がそう言った後、真琴は、ふわーっとあくびした。


    「眠そう。」


    「ああ、眠いよ。夜だし、ゆうべも寝たの明け方だったからな。」


    「そう、なんだ・・・」


    やっぱり、私が来たのって迷惑だったんだ。


    「じゃあ、寝る?」


    「寝る。」短く放った真琴の言葉に、由佳の心は傷付いたような、ホッと安心したような、そんな瞬間、

    ドサッ、由佳の体はベッドの上に倒された。


    「えっ?え・・・?」


    由佳の体を覆う真琴の肩越しに、ホテルの部屋の天井が見えた。


    「寝るぞ。」


    そう言いながら、真琴は突っ張っていた腕を曲げ、由佳の首筋に唇を落とした。


    柔らかな真琴の唇の感触を首筋に感じた由佳の体は、ぶるりと震えた。


    「ね、寝るって、そういう意味なの?」


    明るい声で訊いたつもりの由佳の声は、どこか震えていた。


    「そういう意味って?」


    由佳の顔を上から覗き込んで訊ねた真琴は、今度は由佳の鎖骨の上に唇を落とすと、強く吸った。


    「・・・っ!」


    チリッとした軽い痛みが由佳の官能を刺激した。


    吸って赤くなった部分を舌先で舐めながら、上目遣いに私を見つめる真琴さんは、誰?って位、大人の男で、少し怖いけど、全然嫌じゃなくて、このまま酷くされてもいいから全部、暴かれてしまいたい。


    「あ・・・んっ!」


    もっと、もっともっと・・・して。


    好きだから、早くあなたと結ばれたいの。


    潤んだ目で由佳は真琴を見つめた。真琴は由佳の胸にしゃぶり付いていた。


    「ふっ、ふーっ・・・ん、ふぅっ・・・!」


    擽ったさを感じる由佳は、ゆっくり息を吐き出し、真琴にされるがままになっていた。


    真琴の手は下に伸びた。由佳の恥ずかしい部分に、ピアノやギターを器用に操る長い指を埋め込んで行く。


    ず、ずぷっ。


    「いっ・・・!」痛い!と上げそうになった声を咄嗟に我慢した由佳だったが、真琴には分かってしまったようで、


    「ごめん、痛かったか?」先っぽだけ挿れられた指は、由佳のナカからすぐに抜かれた。


    「ううん、平気。続けて。」


    「そう言われてもな・・・」ふぅ、と真琴は溜め息を吐いた。由佳はそれで、真琴が自分に愛想を尽かしたのではないかと思い、不安になった。


    「わ、私が上になるから!」


    「上って?」


    「えっと、騎乗位って言うの?」


    「騎乗位?ああ・・・出来るの?」


    一度したかしてないかの曖昧な記憶。しかも上手くやる自信も無いのに、焦る由佳は思わずそんな事を言ってしまっていた。


    「出来る、と思う・・・」


    自信無さげな由佳に気付いた真琴は、


    「ふーん。じゃあ、やってみて。」とベッドの上に仰向けになった。


    「えっと・・・」


    バスタオルを巻き直した由佳は、真琴の腿の上を跨いだ。


    部屋着を纏った真琴の、少し膨らんだ股間の部分に目を向ける。


    えっと・・・まず部屋着を脱がせて───由佳は真琴の襟の合わせに手を掛けた。


    真琴は目を閉じ、由佳にされるがままになろうとしている。


    えーん、騎乗位なんて言い出さなければ良かったー・・・


    でも、やらなくちゃ、真琴さんの女で居られない!よーし、頑張るわよ。


    由佳は真琴の部屋着のボタンを上から順にすべて外した。


    そしていよいよ、前を開くと何も身に着けてない真琴の体が・・・「えっ?」


    違った。真琴は下着を履いていた。


    赤黒チェックのボクサーブリーフ。トランクス派じゃなかった?って、今はそんな事どうでも良くて、これって、真琴さんに脱いで貰うの?それとも私が脱がすの?


    考えて固まった由佳に、目を開けた真琴が訊ねた。


    「この後、どうするの?」


    うわっ、意地悪。知ってるくせに。


    「・・・どうしよう。」


    真琴の体を見ていられなくなった由佳が、赤くなった顔を逸らして正直に漏らすと、

    「可愛いな、お前。」と上半身を起こした真琴が由佳の体を両手で抱え、そのままベッドの上に倒れた。


    由佳は真琴の胸に頬を埋めたまま、逃げられない恰好で、ゆっくり上下する真琴の胸の音を聴いた。


    しばらくして落ち着いた由佳は、

    「可愛くないわよ、私。男の人に甘えるのって苦手で。」と真琴に告げた。


    「知ってる。だからいいんだろ。甘えるだけの女なんて、俺は好きじゃない。」


    「だけど私、本当は騎乗位なんて出来なくて、自分からリードなんて出来ないの。」


    「出来たら出来たで嫌だけどな。」


    「えっ?」


    「俺なんか二十年振りだぜ?こんな事するの。」


    「嘘・・・」


    「嘘ってお前な・・・知ってるだろうが、俺の事情。」


    「うん。」


    「だから、ギターの腕以上に錆び付いてると思うけど、勘弁しろよ?」


    そう言って真琴さんは再び私をベッドの上に寝かせると、バスタオルを解いた。


    唇を重ねた後、さっき指を挿れられた部分を舐められる。


    丁寧に、解すように、やさしく何度も何度も、私がイクまで濡らされて───


    「あっ・・・あ、あ、あ・・・んっ!マコ・・・ト、さん・・・っ!」


    あまりの気持ち良さに、掴んだ真琴さんの腕に爪を立ててしまった。


    「ん?イッたか?」


    「う、うん。次は、真琴さんの番・・・」


    「え?俺?俺は───いいよ。」


    「いいって、えっ?何で?」真琴さん、まだ何もしてない。


    もしかして、私とセックスしたくないとか?


    「ベトベトだ。手、洗って来る。由佳もシャワー浴びて来たら?」


    「待って、真琴さん、どういう事?抱いてくれるってさっき・・・」


    「言ってないけど?」


    「嘘・・・」言った筈よ。


    「体に教え込むとは言ったけど。」


    「だからそれが───」セックスするって意味でしょう?


    「セックスするとは言ってない。」


    え・・・?そんな───


    部屋着を羽織った真琴は、ベッドの上に由佳を残し、一人洗面室へ向かった。


    何で、どうして?


    真琴さんは、どうして私とセックスしてくれないの?


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    碧井 漪

    Author:碧井 漪
    絵師 西洋蔦(ib)さんと共に更新中


    作品の著作権は
    sazanami&ibにあります。
    無断転載は禁止しています。



    ☆総合目次☆

    *乙女ですって 相関図*

    *近男 登場人物紹介*

    *SとS 家系図*

    *恋愛小説 官能小説 作品一覧
    +覚書 2017.2*

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    2014.10.16設置



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